「千里竹の会」取材
5月3日、『元気が一杯!鈴木 美智子です』の番組取材のため千里エリアで竹を守り育てる活動をしていらっしゃる「千里竹の会」を訪れ活動を見学させていただきました。
桃山公園、竹林エリアの道路側に掲示板があります。
ここには活動日、活動内容がかかれています。
「千里竹の会」さんは竹にまつわる文化の発掘、育成も行っていらっしゃるので竹細工の講習会もあるのですよ。
また一般の方の当日参加も大歓迎だそうで、連絡いただければ…とおっしゃっていました。
たくさんのタケノコの山が積まれていました!!いただけるのかと内心ワクワク…けれども筍は市民共有の財産であるという意識で市主催の市民向け行事をのぞいて個人で持ち帰らない規則になっています。
「千里竹の会」さんは身分を証明するためこのような腕章をつけて活動していらっしゃいます。
このシーズン、筍泥棒も多いということでこの日も警察官の方が見回りに来ていました。
《元気隊》の柏原も竹を切って見ることに。堅い、でも切り終えた爽快感はまた格別です…とコメントしたいところですが写真をとる為ポーズをとりました(笑)
けれどもノコで竹を切る感触は楽しく新鮮でした。
竹の新旧交代をはかりながら竹の間隔を保ち続ける為竹を間引いていきます。
お盆、正月、雨の日をのぞく年間100回以上竹の世話をしていらっしゃいます。
間引かれるのは青々としてない竹、白くなった竹などが主にで、このような竹は切るのも堅くて一苦労です。
切り倒した竹を運んでいきます。
今年は去年に比べると竹は少なめだそうです。
力仕事ですが女性の方も大活躍です。
春すぎると毛虫、夏は蚊と季節ならではの苦労もあります。
切り倒された竹が一箇所に集められます。
しかし積み上げた竹が腐るには約7年もかかるのでスペースが足りなくなります。
そこでこの積み上げた竹をまた細かく切っていくのです。
こうした作業を行う事により、うっそうとした竹やぶも景観のよい竹林に変わっていきます。
この日はとても暑い一日でした。けれども新緑の香がすがすがしく竹と竹の間からふく風が心地よかったです。
竹林につがいの四十雀がいました。
電線のカバーを開くと、なんと可愛らしい雛たちが!!
たくさんの生命が千里の竹林で育まれているんですね。
なぜ竹の整備を行っているのですか。と尋ねてみました。
「竹林というこの場所で汗をかかせてもらってその結果、竹林がきれいになった。
我々はここですがすがしい汗をかかせてもらっているだけです。」
と幹事の大津さんはおっしゃいます。
年間を通して大変な作業ですが活動していらっしゃる皆様の顔はさわやかでステキな笑顔でした。
「千里竹の会」の皆様、ご協力有難うございました。
この日ご協力いただいた皆様です。
大津 忠明 様 永良 邦彦 様 溝部 美枝子 様 居内 照雄 様
辻 克寛 様 勝矢 泰文 様 黒野 覧 様 中西 雅彦 様
牧野 雅彦 様 中村 郁夫 様 土井 博 様 森永 哲夫 様
牧野 清子 様 中村 勝 様 土岐 貢 様 木下 すずえ様
萩原 兼男 様 秋田 隆久 様 井畑 眞美 様
from 元気隊 : 柏原奈央子
『元気が一杯!鈴木 美智子です』
月-木曜日 13:00~14:00