こんにちは、田中千裕です。(*^ー^*)
12月と言えばクリスマス♪
クリスマスといえばイルミネーションや関連イベントが
毎年楽しみなのですが、今年はこんな静かな場所で楽しむのもいいなぁ~、
と思ったのが、先日行ってきた「カトリック豊中教会」
白壁と淡いピンクで配色されていて、
かわいらしいイメージなんですが、これは後から塗り替えられたもの。
実はこの教会、今では貴重な木造の教会で、約70年前に建てられました。
デザインはチェコの方がしたそうです。
入り口のドアの枠のデザインは「チェコ刺繍」の柄だそうです。
よくみるとハートがありますよね。当時の時代背景を考えてみても、
やはり外国の方ならではのデザインです。
一方デザイナーさんは日本文化もとても好きで、
色んなところにそれが反映されています。
例えば、入り口のドアの上の所に欄干のような飾りがあったり、
屋根のはしが少し反り返っていたり中の柱は丸太をそのまま使用していたり。
これは神社などからヒントを得ているのだろうということでした。
中でも究付けがこちら。
教会の中に入ると正面に掲げられている絵なんですが、
なんと下の方に富士山が描かれています!
とてもユニークなこの建物、
この度豊中市の第7回都市デザイン賞に選ばれました。
祭壇への光の採り入れ方などにも工夫が凝らしてあり、見所も豊富です。
教会の向かいの事務所に教会の歴史に詳しい方がいらっしゃいますので、
建物を見に行かれた際はぜひ訪ねてみてください。
とてもわかりやすく丁寧に教えて下さいますよ♪
運が良ければこんな場所も見せて下さるかもしれません☆
※塔の中にある鐘を下から撮ってます。
クリスマスには夜にキリストの生誕を祝うミサも開かれるそうです。
教会で過ごすクリスマス。いつもと違った雰囲気が味わえるのではないでしょうか?