皆さんこんにちは。桜井しずくです。
万博公園はもみじが色づいてきました。
今回は公園内にある大阪日本民芸館に行ってきました(*^o^*)
秋期特別展 民藝運動の巨匠たち-濱田庄司・河井寬次郎・棟方志功-が開催中です。
展示室の扉を開けたとたん、わぁ~なんて素敵な世界を知ることができたんだろうと思いました!
陶芸を見に行ったのは初めてですが、ゆっくりと一つ一つ見てまわり、良い時間を過ごさせてもらいました。
シンプルでありながら、奥が深く、健全で遊び心がある世界。豊かです。
より深く感動できたのは学芸員の佐藤さんのおかげです。
釉薬の種類や、粘土など、1人では絶対に気付かないこともたくさん教えて頂きました(^-^)/
濱田庄司の作品はシンプルで力強く、センスのかたまりだと思いました。(ちらし左上)
河井寬次郎は、釉薬の研究に力を入れて、カラフルでつるつるして可愛いかんじでした。
ちらしの右下は河井の作品で、花を握っている手が表現されています。
全部佐藤さんの受け売りです(^-^)☆
本当にありがとうございました!
江戸時代のそば猪口も展示中で、
自分たちの先祖はこんなに美意識が高かったんだと誇りに思いましたよ。
12月18日(日)13:30~は、「茶の湯と民藝」のタイトルで
熊倉功夫先生の記念講演会もあります。
皆さんも是非行ってみてくださいね!
そして池田市にある、小林一三記念館にも行ってきました(*^o^*)/~
実際にご本人が居住していたという邸宅は、外からは日本家屋、中は格式高い洋館でした。
小林一三は阪急電車だけでなく劇場、ホテル、野球、など今の日本の礎を作った1人なんですね。
国務大臣など政治でも皆を引っ張って、美術や茶の湯など、
文化にも精通している…こんな人がいるんですね(@_@;)
肖像画は本当に思慮深そうな穏やかなお顔でした。
奥様のことを、自叙伝で
「鼻は高く色は白く、丈はすらりとして品位高雅、
ういういしきまるまげを紫ちりめんのおこそ頭巾に包んで外出する時は
昔風の浮世絵を見るように愛らしかった」
と記しているそうです。
愛妻家でもあったんですね!
逸翁美術館と池田文庫でも、優雅なひとときを過ごさせていただき、大変おすすめです。
ではでは、来週もぜひ聞いてくださいね♪
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
水曜日担当 桜井しずく