番組への
メッセージ

2011年12月14日(水) ごきげん千里837!(やぁ、みんな)水曜日

皆さんこんにちは。
桜井しずくです(^-^)

今回は江坂の平野農園で、久しぶりに畑の匂いを嗅ぎました(^○^)


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11日に泉殿宮で行われた、くわい祭り用のくわいを収穫する日だったのです。

吹田くわいの生産者、平野さんです。


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今ははつらつとしていらっしゃいますが、体調を崩された時もありました。
でもその時に無農薬、減農薬野菜を作り始め、とてもお元気になられたそうです(^-^)

くわいは農薬に非常に弱く、綺麗な水、綺麗な土地でないと育たないんだそうです。

腰を90度に曲げ、全てが手作業。膝まで泥の中に入っての収穫です。


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大変な作業のため、平成14年に発見されてから今まで、
吹田くわいを作っているのは平野農園さんだけなんだそうです。

泥の中から1、2cmのくわいを見つけるのは宝探しよりも大変だと思いました。

服部緑地の緑が育んだ美しい湧水が、平野さんのくわいを育てています。

江坂という都会での湧水が驚きでした。

平野さんは昭和54年に菊作りで日本一になったり、有名なレストランが野菜を買いに来たりと、
元々優秀な農家さんだったのですが、くわいとの出会いは特別だったそうです。

「江戸時代と現代の人間はそう違わないはず。400年前の人々が美味しいと思ったものを復活させたかった」

「今日本に流通している野菜は、品種改良が進み、
江戸時代に食べられたものとはかわってしまっている。当時のまま残ったくわいは貴重。
豊臣秀吉や天皇家に献上されていたくわいがどれほどの美味なのかを現代に蘇らせたい」

健康おたくの桜井は、(ジャンクフードも好きなんですが…)基本、
江戸時代になかったものは食べんとこうと思っています。
平野さんの言葉には心からうなづけました。

この日は、力を合わせての収穫となりました。
くわい祭り実行委員の大阪学院大学の学生のみなさん、
慣れない作業ながら若さいっぱいで「ここにもあった!」と楽しそうに収穫していました。


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吹田市役所農政課のみなさん。
平野農園のボランティアスタッフの方々。


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大阪学院大学の鎌苅先生にも、吹田のこといっぱい教えていただきました!


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見学の桜井にまでくわいをくださいました!


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素揚げして塩を降ったら、めちゃくちゃ美味しすぎてびっくりしました!


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また一つ吹田が好きになりました(^-^)
18日には平野農園で吹田くわいの本収穫があります!

みなさんおつかれさまでした&お世話になりありがとうございました。


千里de川柳

しろいからすさん、投稿ありがとうございましたー♪♪(*^_^*)

●年ごとに歳を引き算する女房
ハイ!奥様に激しく共感です(^-^)
干支もしっかりチェックが大事ですねー♪♪

テーマはとし。来週もみなさんからの川柳お待ちしております♪♪



『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
水曜日担当 桜井しずく