現在、国立民族学博物館で行われている
2011年度年末年始展示イベント「たつ」の取材に行ってきました。
みんぱくの入り口には、今年も大きな門松が飾られています。
今回の展示は、みんぱく内にある世界各国の「たつ」に関する資料が集められています。
展示場入り口では、大きなたつが来館される方々をお迎えしていました。
展示場内は、「リュウのかたち」「リュウをまとう」「空飛ぶリュウ」「神話のなかのリュウ」
「リュウ?それともヘビ?トカゲ?」の5つのテーマで構成されています。
東アジアの「龍」の展示物は、水の神様と言われるだけあって、
とてもカラフルで、船に関するものが多かったです。
こちらは、おなじみ日本の「絵馬」です。
これは、国王が来日した事でも話題になったブータンの龍です。
このように東洋では、龍は神様で縁起がよく、おめでたいものとされるのに対して、
西洋では「ドラゴン」と呼ばれ、人間に退治される対象になるそうです。
これは、ルーマニアのものですが、リュウの形も東洋のそれとは少し違っています。
こちらは、ガーナ共和国の軍旗。
右の黒い生き物が「ドラゴン」です。
この旗には「私達はドラゴンをも手なずける事ができるんだ」という意味が込められているそうです。
これは、「リュウ?それとも、ヘビ?トカゲ?」のコーナーにありました。
皆さんはどちらだと思われますか??
この展示に関するお話を、
国立民族学博物館 文化資源センター 研究員
岩谷洋史さんに伺ってきました。
この模様は、明日12月21日(水)午前11時からの
みんなのみんぱくでオンエアします!
どうぞ、お聞き下さい。