2011年6月25日（土）『千里！僕らのミュージック・ジャングル』

《　音楽密林日記　その12 》　隊長！何言うか忘れました！

今日のゲスト、大橋タカシさん。

手狭なスタジオが更に狭く感じる長身。

まずは自己紹介を、というマスターの言葉に
「大橋タカシ、32歳です！」…これぞ明るく正しい自己紹介、
というまるで少年のような、まっすぐな最初の一言に、
いきなりヤラレました。

私事で恐縮ですがこの中村、

「思春期」という人格形成に重要な時期、
異性との積極的接触を持たずに過ごしてきたおかげで、
男前＝自分を知ってる→ちょっとカッコつけてみたり→（略）→苦　手　だ　わ
という、とんちんかんな偏見をこれまで持っていましたが、
正直スマンカッタ、です。

大橋さんといえば「グランドキャニオン」が
FM千里のパワープレイだった頃のこと。
当時もちろん面識のなかった中村は、スタジオに流れる曲を聴きながら、
大橋さんの見たグランドキャニオンって、
どんな感じだったのかなあ、とぼんやり考えていたことを思い出しました。

その時の、晴れ晴れした気分にさせてくれるメロディとすこやかな声の印象は、
大橋さんの人柄そのものだということが、実際お会いして分かりました。

マスターの例によって
無責任かつ気ままな無茶ぶりにもちゃんと答えてくれる、優しさ。

そして本番前にご挨拶しただけの、
中村の名前をちゃんと覚えてくれていて、
オンエア中「佐織さん」と呼んでくれたことに感動！

相手の名前をすぐ覚える、というのは大切なことだけれど、
なかなか簡単ではなく。
初めまして、とあいさつを交わした直後から名前を呼んでくれる人は、
男性でも女性でも、それだけで素敵だなあと思ってしまいます。

コーナー終了後、ミュージシャンの命であるはずのギターを床にぽんと置き、

マスタープレゼンツの「 お手軽焼そば 」と「 ランチパック 」
を握りしめて記念撮影に臨もうとする大橋さんは、
最後まで自然体で「ほんまええ人」でした。

ボケとか突っ込みなんてしなくても、
マスターのような人が大阪にはいっぱいいるので、
大橋さんはずっと今のまま、
すこやかな少年のような人でいて欲しい、と願う次第です。

2時台。

いつもはライブハウスLIP 2ndからの
おすすめアーティストが来てくれるのですが、
今日はアーティストをおすすめするLIP 2ndのスタッフがゲスト、という
一瞬混乱してしまうコーナーに。

この日めでたく19歳を迎えた、ブッキングマネージャーの畑山さん。
語ってもらったのはもちろん、19歳の抱負、などではありません。

これまで出演してもらったバンドから、
フィーユボア、GLARELY、ZIPPERの３組を改めて紹介してもらいました。

LIP 2ndには
高校生を中心に実力派のバンドが集まっていて、個性もジャンルも様々。
足を運べばきっと、お気に入りのバンドが見つかるはずです。

又、そんな若いアーティストたちをバックアップする環境作りのひとつとして、
最新の音響機器を導入しているとか。

畑山さんによると、
タブレットPCによる遠隔操作が可能なシステムだそうです。
詳しくはRolandのサイトにて、実際にLIP 2ndに導入された機器の様子や、
LIP 2ndのスタッフの皆さんの画像などを見ることができます。
ライブハウスやバンドにかけるオーナーの話も
非常に興味深いので、よかったらご覧下さい。

毎週土曜日、2時にお届けしている
「ライブハウスからのおすすめアーティストさん、いらっしゃい！」のコーナー。

このコーナーには毎回どんなバンドがゲストに来てくれるのか、
隊長（マスター）も隊員（中村）も、とても楽しみにしています。
音楽への思い、学校のこと、メンバーのこと、これからのこと。
聞いているだけで、こちらも元気をもらえます。