箕面市箕面森町で、「豊能地区3市2町合同防災訓練」が
行われました。
豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町では、災害時
総合応援協定が結ばれています。
この訓練では、震度6強の地震が豊能町で発生し
他の自治体が応援に駆け付けるという想定で行われました。
この日訓練に参加した機関は、消防・警察・自衛隊など
37機関、約400名でした。
初めに豊能自治会、自主防災組織によるバケツリレーの
初期消火がありました。
そこへ豊中市や箕面市、池田市・能勢町の関係機関が応援に
駆け付け、ライフライン(水道、電気、道路整備など)の確保訓練です。
(写真は破損した水道管の補修と災害用トイレの設置の様子)
その後、倒壊家屋からの救助・救出訓練では
屋根をチェーンソーで切り、救助する場面や
建物屋上の要救護者をヘリコプターから救出する場面も。
重篤患者を搬送するドクターヘリも訓練に参加しました。
訓練と並行して行われた「展示・体験コーナー」から・・・
とどろみの森クラブの皆さんが廃材を利用して作ったという
コンロです。ドラム缶を使用する事で、少ない薪で十分お湯が沸きます。
自衛隊の車両でお湯を沸かし、そのお湯で非常食の
炊き出しをし、訓練参加者の皆さんに配られました。
豊中市では、訓練を重ねる事で市民の皆さんと行政、関係機関の
連携を強くし、安心安全な町づくりを日々目指しています。
訓練後のインタビューでは、淺利豊中市長が
「災害時には、いち早く本部に駆け付ける事。そしてそこから
指示を出すことで市民の皆様の安全を確保したい」と話されました。
FM千里