みなさん、こんにちは!林 愛子です。
GWが終わり、ちょっと五月病かな?
なんて方もいるんじゃないでしょうか。
2週間ぶりの放送となった情報ステーション水曜日。
北摂伝言板の『やってんねん関大!おおさか・まち探し』は、
今回も
関西大学政策創造学部深井ゼミの協力でお届けいたしました。
今回のゲストは、八木 健輔さんと加藤 さやかさんでした!
おふたりが伝えてくれたのは、
まちづくりにおけるボランティアの必要性です。
その中でも継続的に身近で行える活動の大切さを感じているとおっしゃっていました。
そんなおふたりが取材しに行ってくれた先は、
番組の公開生放送を行っている
DIOS北千里から近くの大阪YWCA千里です。
ここが行う様々な活動の中から2つの活動を取り上げていただきました。
ひとつ目が「わいわいステイプログラム」です。
これは福島で被災した子供たちを大阪に招き、
様々なアクティビティーを通し、楽しんでもらうもの。
年長さんから中学2年生まで、
幅広いお子さんが参加されるというのだから驚きです。
この活動を主に支えているのは社会人だそうですが、
長期休暇中ということもあり、学生ボランティアも参加しているそうです。
微力でもやらないより何か出来ることを、
という思いを持っているボランティア参加者の思いも伝えてくれました。
そして、自身の体験を振り返り、
「迷惑なんじゃないか…」と思っていたことがあったとも語ってくれました。
私たちの力ではどうにもならないことは確かにあるかもしれません。
でも、
人と人との触れ合いからしか解決できないこともたくさんあるんじゃないでしょうか。
そして、これがまちづくりにもつながっていくんだろうなと感じました。
もうひとつは「点字子ども図書室」です。
日本で唯一の子供向けの点訳、
点字本を作り、
貸し出しを行っているのが大阪YWCA千里だということご存知でしたか?
現在は約55名のボランティアメンバーが作業を行い、
全部で約3,000タイトルもの点訳、点字本があるんだそうです!
また、ここでも人との繋がりの大切さを教えられました。
おふたりが教えてくれた点字図書を始めた頃に
本をたくさん借りていた女の子のエピソードです。
彼女が点字図書を借りていた子供のころから、
その後、大学に行っても、アメリカに留学しても、
盲学校の英語の先生になっても、結婚しても、
大阪から離れた今もその交流は続いているそうです。
そんな中、本の置場がないという問題や
ボランティアメンバーの高齢化など課題もあるのが
点字子ども図書室の現状なんだそうです。
私たちに出来ることは一体何なのでしょうか?
ボランティアと聞くとハードルが高くも思えますが、
知ること、一緒に参加すること、
それだけでも力になるのかもしれません。
そして、
そんな人とのつながりこそが
まちづくりに欠かせない要素なのかもしれませんね。 😉 😉
『情報ステーション・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(カースタジオ)