番組への
メッセージ

2014年6月25日 情報ステーション・水曜日

情報ステーション水曜日担当の林 愛子です♪
みなさん、いかがお過ごしですか?
そして今回の放送もお楽しみいただけましたか?

北摂伝言板やってんねん関大!おおさか・まち探し」も
二巡目に入り、関西大学政策創造学部深井ゼミの学生さん達も
初回よりは少しリラックスしているようです(^^)

今回のゲストは萩之内 祐哉さんと上村 彩由里さんでした!

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前回、ご出演いただいた時にもちらっとお話に出ていました
たまご屋さん」のこと覚えていますか?

今回はおふたりが気になっていた
そのたまご屋さんに取材に行ってきてくれました。

茨木市の茨木中央銀座商店街にある「土岐鶏卵」(ときけいらん)は、
卵のみを販売して今年で57年目の卵専門店です。

ケーキ屋さんやパン屋さんへの配達もあれば、
卵1個を販売することもあり、1日の売り上げ個数は5千~6千個。
5畳程のお店がこんなにもたくさんの卵を販売していると聞き驚いてしまいました!

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昔はたまご屋さん、お豆腐屋さん、牛乳屋さんなど
1つの商品を販売するお店が多くありましたが、
私世代が子供の頃からどんどん減少し、
今の学生さんにとってはあまり馴染みがない形態のお店かもしれませんね。

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また、
今回ご紹介いただいた土岐鶏卵が実際そうであるように
地域に溶け込んでいるお店も懐かしいなと思われた方も多かったかもしれません。

地域の子供たちにしつけを行っていたり、
どのお客さんが何をどれくらい買うかを把握しているなどということは、
少し前までは日本のどこでも見ることのできた
当たり前の風景だったような気がします。

萩之内さんと上村さんからもお話が出ていましたが、
今の大学生というと小さい頃からコンビニやスーパーが
当たり前にあった世代ですので、
逆に地域のお店の人と深く関わった経験がない人が多いのかもしれませんね。

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おふたりは、お客さんと仲良くなり、
手厚いサービスをすればリピーターになってくれる。
また平均より高くても購入してくれると感じたそうです。

最近ではすっかりコンビニやスーパーで買い物をすることが多くなり、
買い物の際に人とコミュニケーションを取ることが無くなってきました。
その分、便利になりましたよね。

取材を終えたおふたりは、孤独社会といわれる今の日本では、
やはり人と人のつながりを大切にしていくべきだ、
そしてこれがまちづくりに必要だと締めくくってくれました。

限られた時間ではありましたが、
コーナー中たくさんのお話をしていただきありがとうございました!

「これって昔に戻すべきってこと?」「便利を知ってしまった今、戻れるの?」
それとも「新しい形を生み出す?」など、
まだまだ議論を続けたかったのですが、それはまたの機会の楽しみに取っておきますね♪

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来週も引き続き深井ゼミ発信、
学生さん目線の❝まちづくりって?❞を聞いていきますので、お楽しみに~(^^)/

『情報ステーション・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(カースタジオ)