夏休みということで、
普段は番組を聴けないという人で
聴いてくれている人もいるかもしれませんね♪(^^)
水曜日の担当は林 愛子です!
水曜日の北摂伝言板は、
関西大学政策創造学部深井ゼミの学生さんと一緒にお届けしている
「やってんねん関大!おおさか・まち探し」です。
先週、先々週は1回生をお迎えしての放送だったのですが、
今回からまた3回生に戻りましたね。
2回目のご出演ということもあり、リラックスしている様子でした。
今回のゲストは、八木 健輔さんと加藤 さやかさんです。
コーナーの冒頭でもお話いただいた通り、
「まちづくりにはボランティアが必要」というのが
おふたりのご意見だということでした。
国や行政は国民全体の問題を解決するために動くので、
地域ごとのニーズを満たすには
ボランティアの力が欠かせないのではないかともおっしゃっていましたね。
前回も今回も共通するテーマ
「点字」というところに焦点を当てることによって、
このご意見に辿り着いたようでした。
そんなテーマに沿って今回取材に行ってきてくださったところは、
点訳の会「 円(まどか) 」です。
当事者団体や個人の依頼を受け、
点訳や墨訳、小中学校への出張講座、点字教室、
点訳者養成講座、中途失明者への触読勉強会の開催などを
行っていらっしゃる団体だそうです。
お話を聞いていて驚いたのは、その点訳の幅広さでした!
点訳と聞くと❛図書❜をイメージされるかたもいらっしゃるんじゃないでしょうか?
いやいや、それだけじゃないんです!!!!
生活に密着している薬の処方箋や時刻表、調味料ラベルなどもあれば、
相撲番付表やプロ野球名鑑、囲碁のルール本など
趣味にも及ぶとっても幅広く点訳はされているそうなんです。
それだけではなく、そのスピードにもこだわっているそうで、
旬の情報をできるだけ早く訳しているんですって。
確かに、
相撲番付表は結果が分かってしまってから知っても困りますよね…笑
八木さんと加藤さんが調べてくださった情報によると、
吹田市の視覚障害者で障害者手帳を持っている人の人数は
859人(1級280人、2級269人)です。
そうすると、
859通りの趣味の分野の点訳ができるのが理想なわけですよね。
もちろん、
100ある文章を100点訳することは現実的に難しいですが、
できる限りそれに近づけるためには
ボランティアの力が欠かせないんだなということを
改めて認識することができました。
今回おふたりが取り上げてくださったのは
「点訳」という形のボランティアでしたが、
北千里や北摂の各まちに当てはめたとき、
それはどんなボランティアになるのでしょうか?
まちによって求めるものがきっと違うと思いますので、
まちの数だけボランティアの形があるのかもしれませんね。
次週はどんなまちづくりが聞けるのでしょうか?
お楽しみに♪
『情報ステーション・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)