こんにちは。
カタリストの春田 聖子です。
「子育て」をテーマにお送りした今日の「カタ☆ラジ」。
3か月ぶり2度目のご出演となるカタラジ・メンバー
真鍋 晶子さんと共に楽しく語り合いました。
母であり、幼稚園教諭であり、幼児教室の講師でもある真鍋さん。
実はもう一つの顔をお持ちです!
それがパピーウォーカー。
パピーウォーカーとは、
盲導犬候補の子犬を約10か月間、
家族の一員として迎え世話をするボラン ティアです。
そんな責任重大なパピーウォーカーを通じて、
真鍋さんは子育てにも共通する
大切なことをたくさん学ばれたそうです。
例えば「ほめ方」。
声のトーンは高くオーバーリアクションで、
具体的に何が良かったのかをほめることが大切。
そして「叱り方」。
ほめる時とは反対に低めの声できっぱりと。
何度も名前を呼んで叱るのではなく、
良くなかった行為に対してダメと言うことが大切。
この二つに共通して重要なことは、
行為の後すぐに声をかけること。
そのためには子どもの行動を
いつもよく見ていることが大切になってきます。
このタイミングの良い声掛けが、
子どもにも子犬にも共通していると
真鍋さん自身の体験から実感されたそうです。
また、
訓練士さんと犬を散歩させていたときのこと。
真鍋さんがリードを持つとはしゃいで落ち着かない犬が、
訓練士さんに代わると見違えるようにキリッと歩いたことがあったそう。
訓練士さんにどうしてなのか聞いたところ、
「この子はできる子だということを信じていますから」という返事。
真鍋さんは
「ああ、私はこのワンちゃんの力を信じていなかった。
それが伝わっていたからいうことを聞いてくれなかったんだ」と
ショックを受けたそうです。
残り2週間ほどの夏休み。
ちょっと難しいお手伝いを任せてみたり、
お使いを頼んでみるなど、
我が子の力を信じてみたいと思えるお話でした。
最近は何でも早く早くと要求されがちな子どもたち。
子ども時代をしっかり味わって過 ごせるように、
私たち大人は広い心でゆっくりと、
それぞれのペースに合わせて見守っていきたいですね。
次回の「カタ☆ラジ」は8月23日(土)放送。
テーマは「料理・趣味」です。お楽しみに!
『カタ☆ラジ』
第1・3・4・5土曜日午後2時30分~3時ON-AIR中♪