《 中野寛成のごきげん千里837 》
こんにちは、アシスタントの中村佐織です。
今日は中秋の名月。
満月の前夜です。
月より団子、いや団子よりお酒、
という方もいらっしゃるでしょうね。
いずれにせよ、
月を愛でると日本人で良かったと
しみじみ思います。
さて、
学生時代グリークラブに所属していた
寛成さんに、童謡や唱歌を
毎週1曲披露してもらう
「唄って!寛成さん!」のコーナー。
今日は童謡
「かなりや」。
西条八十が大正7年に、
児童文芸誌「赤い鳥」で発表しました。
歌詞の内容ですが
歌を忘れたカナリヤをどうしましょう
ということで
山に捨てようか
はたまたムチでぶとうか
などという
少々残酷なお話になっています。
ですが最後には美しい終わり方をするのが
西条八十らしくもあり、ほっとします。
この詩は
西条八十が子どもの頃、
教会のクリスマスに行った時に見た光景から
イメージしたといわれています。
華やかに灯された電灯の中で、
頭上にひとつだけぽつんと消えた電球が
自分自身のように思えたのだとか。
繊細な子ども心を持ち続けた
西条八十ならではのエピソードですね。
ラジオをお聴きの皆さんにも
一緒に歌っていただきたい、
「唄って!寛成さん!」のコーナー。
来週もお楽しみに!
ブルーリボンバッジが
キラリと光る寛成さんです。
『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織