こんにちは。カタリストの春田聖子です。
桜前線が近づいてくるのを実感できる暖かい週末となりました。
今週も2名のカタラジメンバーをお迎えして、
この季節にぴったりの話題で盛り上がりました。
まず一人目のカタラジメンバーは、きみさん。
もともと料理が得意で大好きというきみさんは、
最近レパートリーを増やすことに力を入れているんだそう。
先日初めて「イカナゴのくぎ煮」にトライしたそうです。
春の風物詩 として阪神間に住む主婦の間では
大人気のイカナゴのくぎ煮。煮込むときに
火加減に気を付けないといけないとか、
絶対に混ぜてはいけないなど、少し難しい印象です。
きみさんもそんなイメージからこれまで敬遠していたそうですが、
いざ挑戦してみると意外と大丈夫で、
ふっくら柔らかく美味しく仕上がったんですって!
また、新鮮なイカナゴは釜揚げにするのもオススメで、
沸騰したお湯に温度が下がらないように少しずつイカナゴを入れて茹でていくと、
これまたふっくら美味しく仕上がるとのこと。
ご家族の評判も良かったそうで、
春を感じられるレパートリーが増えたとおっしゃるきみさんは素敵な笑顔でした。
このほか、お刺身で食べることの多いマグロを揚げた
り炒めたりするのもオススメだという ことや、
茹でてほぐすだけで簡単に家庭で作れるシーチキンのレシピも伺いました。
以前介護の仕事をなさっていたこともあり、
将来は高齢者の方が家族と気軽に来れる店を開きたいというきみさん。
料理を通してそんな素晴らしい夢が実現される日を心から応援しています!
続いて二人目のカタラジメンバーは、うとみゆきさんです。
旅が大好きとおしゃっるうとさんに、
春休みの旅行のヒントにもなりそうなお話を伺いました。
若いころから寝台列車や鈍行列車で一人旅を、
最近ではご夫婦で旅を楽しまれているうとさんですが、行動範囲が広く、
広島から静岡あたりまでなら5~6時間かけて鈍行列車で移動するとのこと。
新幹線や特急列車にはない鈍行列車の魅力は、周りの乗客が 入れ替わること。
朝は通勤・通学客、昼間は子連れのお母さんたち、
というようにその土地で生活している人を間近に感じられ、
場所が変わるにつれその人たちの使う方言や言葉も変化していくのが面白いそうです。
そしてもちろん、のんびりと変わっていく車窓からの景色も眺めていると飽きることはなく、
眠るなんてもったいない!そうですよ。
これまでに全都道府県へ出向いたそうですが、
特にお気に入りは北海道。北海道を起点に南下して長い旅をするつもりで行ったのに、
始めに泊まった宿が気に入ってしまい10日ほど宿泊。
さらには宿の人と仲良くなって
その後3カ月ほどそこで働いてしまったという珍しい経験をお持ちです。
そこでの仕事は鮭をさばいたり、イクラを取り出したり、昆布を干し たり・・・
北海道ならではの楽しさだったとか。
今でもその宿の人とは交流もあって、
毎年北海道を訪れているそうですよ。
こうした人との出会いや繋がりが出来ること、
こんなことも出来るんだという新しい自分との出会い、
これぞ旅の醍醐味なのでしょうね。
もうすぐ春休み。知らない土地のローカル列車に無性に乗りたくなってきました。
次回の「カタ☆ラジ」は3月28日放送。いよいよ最終回です。
どうぞお楽しみに!
『カタ☆ラジ』
第1・3・4・5土曜日午後2時30分~3時ON-AIR中♪