今週も番組にお付き合い頂きありがとうございました。
先週、宜野湾市に新しくコミュニティFMができたという話題をお届けしましたが、
沖縄に全部で17あるコミュニティFMのうち、3つは離島にあります。
場所は久米島、宮古島、石垣島。
中でも日本最南端にあるのが、いしがきサンサンラジオ。
石垣島のホテル日航八重山の1階にあります。
大工哲弘さん、ミヤギマモルさん、きいやま商店など、
番組でもご紹介している沖縄の歌手の方々がパーソナリティーを務めています。
そうそうたる顔ぶれですが、この中の
八重山民謡の第一人者・大工哲弘さんに師事しているのが、
今日の番組ゲスト
八重山(やいま)うた大哲会 豊中支部
代表の北林 直樹さんと会員の藤本美紀さんです。
八重山うた大哲会 豊中支部は、
2009年3月に八重山の民謡を学ぶ会として始まり、
毎週日曜日に豊中クラブ自治開館で練習されています。
普段は、今日お越し頂いた北林さんが講師を務めておられますが、
3月には大工哲弘さんによる特別稽古会も開かれました。
今日は、スタジオで2曲披露して頂きました。
まず1曲目が「コイナーゆんた」。
ゆんたと言うのは、農作業の時に歌っていた歌の事で、
コイナーというのは、春から夏にかけて飛来する
アカショウビンという渡り鳥の事を言うそうです。
そして、2曲目は、「とぅばらーま」。
手拍子とともに歌ったコイナーうんたとは
打って変わって、じっくりと聞かせる曲でした。
この曲は八重山を代表する叙情歌で、
即興で歌詞を詠み歌い返すのが特徴です。
今日の歌詞は、
1 本土からとぅばらーまを歌います。心を込めて歌うのでお聞きください。
2 一途に歩み歌をうたってきた。今日のとぅばらーまは千里を駆け巡る。
という内容でした。
これまでに宮古島や沖縄本島の民謡も番組で紹介してきましたが、
それらとはまた違った曲調でした。
歌は八重山の言葉なので、意味を聞かないとわからないのですが、
お2人の歌の掛け合いや三線の音色がとても心地よく、
もっと他の曲も聞いてみたいなと感じました。
八重山うた大哲会 豊中支部にはホームページもあります。
三線や民謡に興味のある方は、ぜひご覧下さい。
北林さん、藤本さん、
そして、スタジオ前で盛り上げて下さった
八重山うた大哲会 豊中支部の皆さん、ありがとうございました。
11月に入り、今月の歌も変わりました。
11月はミヤギマモルさんの「ユニオンですから!」です。
沖縄ではCMソングとして有名で、
ついつい、一緒に口ずさんでしまう明るい曲です。
1ヶ月間お届けしますので、楽しく聞いて下さいね!
さて、先週はネーネーズのニューアルバムのジャケットと、
ビートルズのアビーロードのジャケットを紹介しましたが、
このネーネーズのアルバム、撮影場所はどこなのでしょうか。
パーソナリティーの右見さんによると、コザではないようです。
なぜ、ここで撮影されたのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、番組宛に情報をお寄せ下さい。
このところ、沖縄だけではなく、イギリス好きにもなった右見さん。
FM千里の近くでもイギリスを感じられる場所を見つけました。
現在、千里阪急百貨店で行われている英国ウィークです。
さっそく右見さんも出かけてきました。
お菓子のパッケージもかわいいですよね!
3日まで開催されているので、興味のある方は、
足を運んでみてください。
来週も楽しい沖縄情報をお届けします。
お楽しみに 😛
〈今週の曲〉
M1 ユニオンですから! / ミヤギマモル アルバム「沖縄CMソング全曲集」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週日曜日13:30~14:00放送中!