番組への
メッセージ

2015年11月30日(水) 北千里アワー・水曜日

北千里アワー水曜日のマヨネーズこと井川茉代です(*^O^*)
今週もお聞きいただき、ありがとうございました♪

北摂伝言板【やってんねん関大!大阪まちさがし】のゲストは、
秋山高志(あきやま たかゆき)さんでした。

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今週のテーマは『豊中市の就労支援』
豊中市の就労支援は、全国からも注目を集めているんです!!
平成27年2月の段階で、全国の生活保護受給者は約217万人にのぼります。
生活困窮の原因としては、
障がいがある、精神的に疾患を抱えている、
長い間引きこもっていた、など様々な理由があげられます。
そういった方のための豊中市の就労支援の中心になるのが、
平成18年に開設された『無料職業紹介所』です。
昨年度、豊中市では1083人の求職者のうち、290人が就職に成功しています。
この数字は全国的にみても非常に多いとのこと。

豊中市の無料職業紹介所の珍しい点としては、
就労相談から職業紹介まで同じフロアで一括して行うということがあげられます。
また、職員の方が積極的に新規求人を獲得するべく企業に訪問します。
一般的にハローワークは、求人企業に紹介状を発行するのみで、
あとは自分自身で行うというスタイル。
でもそれでは、ミスマッチが起こりやく、
就職ができてもすぐに退社してしまうことも多くなります。
ですが、豊中市では個々人の問題に合った仕事を紹介してくれるのはもちろん
就職後も定期的に企業に訪問して経過を観察。
企業からも「安心して採用できる」と好評なのだそうです。
全国のお手本となるこうした豊中市の就労支援は
一朝一夕でできたものではありません。
市役所の各セクションの職員がが必要な方に無料職業紹介所の存在を教えるなど
これまでのこつこつとした取り組みの成果が今に繋がっているのです。
まさに「豊中のなせる技」。
他にも、地域就労支援センターでは、
就職できるように様々な実践的なプログラムを実施。
採用の前段階でのその企業で実習を行ってもらう活動も、
離職率の低下に繋がっています。
また、無料職業紹介所と豊中市の鞄会社が提携する取り組みもスタートしています。
秋山さんが無料職業紹介所に訪れた時に印象的だったのは、
“求職者の方が職員さんに楽しげに相談をしていたこと”だそうです。

アットホームな雰囲気の中で、自分に合った仕事を見つける。
また、人によっては、働かないほうが良いという判断になることもあります。
つまり、その方にとってベストな生活の形を探すことができるということ、なんですね。
まずは、こういった施設や活動をさらに多くの人に知ってもらうことが大切。
そして今後さらに地域との連携を強化し
みんなが繋がっていけるような社会を形成するべく
豊中市の取り組みは続きます!!

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【マヨネーズのぶらり】は、
『南千里の紅葉』をぶらりと見てきました!

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千里南公園のカエデ。
グラデーションが美しい♪
佐竹公園のプラタナス並木。

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何とも言えない趣のある風景です。
千里ニュータウンの素敵な紅葉をお楽しみ下さい(*^^*)
それでは、また来年の水曜日にお耳にかかりましょう(*^O^*)

『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)