みなさん、こんにちは!北千里アワー水曜日担当の林愛子です(^^♪
13日は台風一過で気温がかなり上がった地域もあったのではないでしょうか?
早くも夏バテ気味なんていう方、体調管理には十分お気を付けくださいね。
★ 今週のピックアップナンバー★
選んだのは、Bette Midler。
なんでかって?ちょうど今はバラのシーズンだし、代表曲が「The Rose」だからです。笑
そして、お聞きいただいたのは♪From A Distanceでした。
★ 水曜日の北摂伝言板「やってんねん関大!おおさか・まち探し」★
ゲストは、稲津李奈さん。そして、
今回は大学院生の呉越(ごえつ)さんも出演してくださいました!
深井ゼミには「子供研」としても活動しているメンバーがいます。
その活動のひとつが、在日外国人の子供たちに対する支援です。
稲津さんも子供研のメンバーのひとりということで、
現在の活動や今後の展望を話してくれました。
稲津子供研参加思、将来ったのはしようとにさんが
そもそもの夢にプラスになるんではないかと考えたからだそうです。
稲津さんは、子供のおもちゃを作る仕事に就きたいと教えてくださったんですが、
確かに子供に楽しく遊んでもらうためにはまず子供たちを知ることは必須ですよね!
子供研では、小学校に行き日本語を教えたり、
日本の文化に触れてもらえるようイベントを企画したりしていることも紹介してくれました。
接しているお子さんの多くは、両親ともに中国人や韓国人で、
ご家庭では主に母国語を話しています。
そのこともあり、学校での学習が難しいと感じているお子さんは多いそうです。
もちろん日本に住み始めた年齢もバラバラですから、
個々の日本語力のバラつきがあるようでした。さらに、
深井ゼミのみなさんは、子供たちに楽しみながら学んで欲しいということで、
今、「助詞かるた」なるものの作成をしているそうです。
まだスタートしたばかりのかるた作成ということですが、
完成したら是非また教えて欲しいですね(^^)
一方、呉越さんは、在日外国人の増加に伴う新たな社会問題として
日本語教育に焦点をあて、3名にインタビューを行ってきてくれました。
呉越さん自身も留学生として日本に来られ、
今は千里エリアにある寮にお住まいだそうです。
そこにはもちろん他の留学生もいらっしゃいますが、
今回は稲津さんが接しているお子さんに近い環境で育ち、
現在大人になられた方々へお話を伺ってきてくれました。
ひとり目は、在日中国人の男性。小学校6年生の頃に来日。
中国語のできる先生がおらず、担任の先生と日中辞典を頼りに学習を行ったそうです。
すでにしっかりと母国語が身についてきている
段階での来日となると、その大変さは想像できますよね。
ふたり目は、在日中国人の女性。4才の頃に来日。
小学校に入学し、他の友達と同じように母国語として日本語を学びはじめたそうです。
もうひとりは、在日韓国人の男性。
1際の時に来日したということで、もちろん日本語はネイティブです。
しかし、彼の場合は、18才の時に韓国に行くことになり、
韓国語を一から学ぶことになったそうです。
それぞれ異なる背景をお持ちですが、三人が口を揃えて話していたのは、
「最初は友達が少なかった」ということだそうです。
学校側は子供は勝手に友達になるだろうと思っているのでしょうか?
学校や先生は、この点についてのサポートを考えなくてはならないのかもしれません。
深井ゼミの活動で行っているリライト教科書や擬音語のかるたが
広がることで解決できる問題もあるかもしれないと呉さんはおっしゃいます。
在日外国人が住みよい町になるということは、
コミュニティー自体をより良い町にしていくのではないでしょうか?
外国人も多く住む北摂にお住まいのみなさんはどう思います?
これからも北千里アワー水曜日では、
関西大学深井ゼミのみなさんとまちづくりについて考えていきます!
『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)