みなさんこんにちは。
「中野寛成のごきげん千里837」
アシスタントの中村佐織です。
夏らしいこと、してますか?
わたしは仕事で目一杯、お祭りを満喫してます。
さて「唄って!寛成さん!」のコーナー。
今日は「浜辺の歌」。
林古渓作詞、成田為三作曲。
いずれも学生時代の作です。
作曲者の成田は手書きの楽譜に
「いとしの正子にささぐ」と記し、
想いを寄せていた後輩の倉辻正子という女性に贈ったそうです。
しかし!
見事玉砕。
正子さんには既に婚約者がいたそうで、
「私には決まった人がいます」と手紙を添えて
楽譜を送り返されてしまいました。
恋は実りませんでしたが、この歌は大ヒット。
出版された楽譜の表紙には竹下夢二の装画が使用され、
広く歌われるようになりました。
有名になるというのは良し悪しで、
失恋のエピソードまで語り継がれるというのは
私たちにとっては興味深いものの、
成田さん本人にとっては如何なるものか…。
なんだか少々、気の毒な気もします。
それは置いてもこの曲、
まさに夢二の世界を彷彿とさせるような
美しいメロディと歌詞ですね。
さて、次回はどんな歌が飛び出すのでしょうか。
来週もお楽しみに!
今週の「寛成の今日の1曲」で紹介した曲。
小柳ルミ子さんの『星の砂』。
寛成さんが奥様と一緒に宮古島に旅行へ行ったとき
お土産で買っていらした“星の砂”。
スタジオでは、その“星の砂”を見ながら
曲を聴きました。
『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織