7月も 終わり、暑さが一層増しているような気がしますね。
みなさん、夏バテしていませんか??
気がつくと食欲が落ちてしまうこともあるこの時期だからこそ、
意識してしっかり食べようと思っている林愛子です。
水曜日の北摂伝言板は「やってんねん関大!おおさか・まち探し」です。
今回のゲストは、1回生の山本竜誠さんと深井先生でした。
山本さんは初出演!!
今まで取り上げてきたものとはまた一味違う取材先から、
まちづくりを考察してくれました。
山本さんが問いかけてくれたのは、
「固定観念を覆す健康麻雀でまちづくり!?」でした。
麻雀ってどんなイメージがありますか?
楽しんでいる方も多いですが、
同時にマイナスイメージがまず思い浮かぶという方も多いように思います。
今回取材してきてくれたのは、豊中にある「認知症予防 麻雀同好会」です。
認知症予防と麻雀、かけ離れたふたつの言葉のように感じたのですが、
全国的に広がっているのがこのような健康麻雀だそうです。
指を動かし、じっくりと戦略を考えることは頭の体操になります。
健康麻雀では、この点に注目し、さらに麻雀が持つマイナス要素を払しょくするため
「賭けない、飲まない、吸わない」という三原則を掲げているところが多いようです。
超高齢社会ともいわれる現在の日本において、
高齢者の健康増進を目的としているんですね。
では、参加しているのは何歳くらいのどんな方が多いと思いますか?
今回の取材先では、年齢に幅があり24歳~90歳の方が参加されているそうです。
この年齢差よりさらに驚いたのが女性会員の多さです。
その割合、なんと全体の9割!!!!
どちらかというと男性が楽しむイメージの強かった麻雀が、
健康麻雀では逆転している点については
山本さんも興味深かったとおっしゃっていました。
なぜここまで女性が多いのかが気になりますが、
そこには工夫があるようです。女性でも楽しめるようこの麻雀同好会では、
壁は白を基調とし、室内は整理整頓されています。
そんな全体的に明るいイメージの空間に流れているのは、
クラシックやジャズだというのですから私がイメージしていたものとは全く別のものでした。
そして、やはりみなさんが楽しんでいるのは仲間との会話のようです。
創設者の方は、以前の職種の関係で資産運用や
保険・年金について知識が豊富だそうで、
麻雀をしながらそんな話になることもあるそうですよ。
年を重ねるにつれ親しい友人や隣人が亡くなっていくという現実は避けられません。
そんな高齢化社会において、共通の趣味を通じて地域の中で
高齢者も楽しめるグループがあるというのは住民、
そしてまちにとってプラスの要素になることは間違いなさそうです。
『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)