番組への
メッセージ

2015年8月19日(水) 北千里アワー・水曜日

こんにちは!林愛子です。
もう少しすると暑さも落ち着く秋。気候的にも過ごしやすい秋は、
行楽にもぴったりのシーズンですよね。
私は、今年の秋、ちょっと古墳が気になりそうです。

というのも、今回の「やってんねん関大!おおさか・まち探し」
関西大学政策創造学部深井ゼミの学生さんが
古墳で行われるイベントから見えてくるまちづくりを話してくれたからなんです!
ゲストは竹嶋美知留さんと初出演の眞島里佳さんでした。

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古墳ってどんなイメージがあります??入ったことありますか??
教科書に出てくるあれね、というぐらいのイメージしかない人もいるかもしれません。
実際、私もそうでした。
今回ご紹介いただいたイベントはなんと古墳を会場に行われるものなんです!!
今年の11月22日に5回目の開催を迎えるイベント「come come はにコット」
会場は高槻今城塚古墳、世界で唯一の古墳でのアートフェスティバルなんです。
アーティストにより店舗に加え、飲食店も集結します。
さらに、ライブや逆バンジーや乗馬体験など、様々な形で楽しめるイベントだそうです。

ちょっと変わったこのイベント名は、 「はにわ」「マスコット」の掛け合わせ。
「マスコット」には、幸福を運んでくれる人やモノという意味があるんだそうです。
そして、たくさんの人に来てほしいということで
「come! come!」を付け加えたイベント名になっています。
素敵なネーミングですよね☆

会場である高槻今城塚古墳は、イベントの代表者の牧さんにとって、
娘さんとお弁当を持って遊びに来ていた思い出の場所だそうです。
でも、今は地元の人があまり利用していないそうで…緑も減り、
子供が走り回れる公園も少ない中、
この古墳にもっとたくさんの人達に遊びに来てほしい、
知ってほしいという思いからイベント開催に至りました。

初回は来場者3,000人ほどだったのが、回を重ねるごとにどんどん増え、
去年の第4回ではなんと1万9,000人もの人が来られたそうです。
(今年はさらにたくさんの方々に参加してもらえるよう準備を進めているそうです。)
そこには、イベント継続を望み
、開催準備に協力してくれた人たちがいたと牧さんはおっしゃいます。
イベントを通して、高槻を盛り上げたいという
同じ思いを持った人たちと出会う機会も増えているそうで、
このイベントがまちづくりの方法の完成形ではなく、
スタート/きっかけ作りなのかもしれないなという印象も受けました。

まちを良くしたい!アイデアがある!という人はもしかすると
思っている以上にいるのかもしれません。
ただ、どのように発信すればいいのかが分からないことによって、
その思いやアイデアが埋もれてしまっているのかもしれませんね。
年齢や立場は関係なく、そこに住む人が自分たち、
そして子供たちのためによりよいまちにするため、
アイデアが出しやすいシステム作り・
環境作りも考えなくてはならないのかもしれません。

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関大生とのまちづくりのお話はまだまだ続きます(^^)

『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)