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メッセージ

2016年 10月29日(土) 太陽の塔 内部再生事業始動イベント

10月29日(土)に万博記念公園で行われた
太陽の塔 内部再生事業始動イベントの取材に行ってきました。

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1970年の大阪万博の際、テーマ館のシンボルとして建てられた太陽の塔は、
万博終了後、取り壊される予定でした。
しかし、保存運動が起こり、常時、人の立ち入らない工作物として
残ることになり、現在に至っています。

今や世界に発信できる万博記念公園のシンボルであり、
パワースポットとしても注目を集める太陽の塔。
その価値をより高めるため「太陽の塔 内部再生事業」が行われることになりました。
具体的には、展示場としての機能を果たすための改修工事(耐震性の向上と
避難安全計画の確立)を外観と内観を変えることなく行います。

イベント第1部では、関西大学応援団によるパフォーマンスのあと、
新井純大阪副知事による挨拶、太陽の塔 内部再生事業広報担当アンバサダーの
河内家菊水丸さんによる挨拶、博覧会関係者へのインタビューなどがありました。

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(万博開催時のテーマ館スタッフのユニフォームです。)


続く第2部、第3部は太陽の塔内部に場所を移して行われました。
第2部は関係者による太陽の塔内部見学会、第3部は太陽の塔 耐震改修及び
太陽の塔 内部展示の復元・再生についての説明がありました。

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第4部は一般内覧会です。
この日が万博当時の内部の様子を見る最後の機会ということもあり、
定員500人に対し、およそ8万人の申込みがありました。
府は急遽、定員を1300人とし、29日・30日の2日間にわたって内覧会を行いました。

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府は太陽の塔の工事費の一部を寄付金で賄う予定で、
2018年1月まで寄付金を募ります。
工事終了後は塔の最上階まで上がることができるようになり、
2018年3月から一般公開されます。