番組への
メッセージ

2016年1月23日(土)馬場章夫のぼらぼら千里

おはようございます。アシスタントの三枝雄子です。
放送中の千里中央とその周辺のお天気はとつても
寒〜くてビックリ!40年ぶり寒波が日本各地に到来!
FM千里のサテライトスタジオもいつもよりもっと冷え込みました。
リスナーの皆さまも風邪を引かないように気をつけて下さい。

今週もばんちゃんの「ぼらぼ~ら!」寒さを
吹き飛ばして元気に生放送スタート!
ばんちゃんのオープニングトークは年末の放送でもお伝えした
「馬場家の寒中見舞いハガキ」番組中にサエグサも頂戴しました!
お正月に集まった馬場家大集合の写真の寒中見舞いハガキは、
生まれたてのお孫さんも一緒にとてもほのぼの素敵でした。

さ、今週はばんちゃんがFM千里サテライトスタジオを飛び出し
今年初のぼらぼら探検をしてきました
旧中西家住宅パート2』をお届けします!
先々週お届けした190年も前から吹田市にある「旧中西家住宅」に伺って
取材させて頂きましたがあまりの素晴らしさに1週だけでは
伝えきれなかったので今週も引き続きお届け!

取材させていただいたのは2016.1.6(水)。千里中央から北大阪急行で
「桃山台駅駅」へ阪急バスに乗換えて「岸辺小路バス停」を目指し
岸辺小路のバス停でバスを降りしばらく歩くこと7〜8分!
見えてきました大きな大きなお城の様な建物が見えてきました。
大きな長屋門が目印の「旧中西家住宅」がありました!

今週も改めてその建物の素晴らしさをおさらいしながらお届けしました
まず、初めてお聞きの方に簡単に旧中西家住宅のご案内を
させていただきました。旧中西家住宅は江戸時代の学者廣瀬旭荘
(ひろせきょくそう)さんが「其宅華麗殆類候居(華麗で諸侯が
住まう家のようだ)」と讃えたほど現在もとて美しい日本の伝統的な
建物を現在に伝えているお屋敷です。もともとは京都の武家の出で
淀藩の命を受けて吹田へ移り住み。当時吹田辺りの庄屋さんを
何件も束ねる庄屋の中のトップ大庄屋(おおじようや)さんとして活躍された、
中西家の祖先。それから14代にわたり吹田の土地を守って
こられた由緒正しいご一家のお屋敷なのです。
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ここからはお届け出来なかった内容を中心にご報告させていただきます。
地面を掘り下げて造ったお庭に先週もばんちゃんがビックリしてましたね。
京都のお寺に多く見られる苔と白川砂と石組みによって構成された庭園、
水を用いないで山水の風景を象徴的に表現した枯山水が中西家にもあり
真っ白な白川砂にばんちゃんも感動してました。西の庭園は常緑樹が
中心で青々と一族の繁栄を表す作りに、東の庭園は落葉樹が中心で
四季によって変わりゆく侘び寂びを感じる造りになっていました。
樹齢100年くらいの大きな桜の木や青々と木々が素晴らしいです。
茶道がお好きなお家さまが白いお花がお好きだった様で白を基調とした
花々がお庭にはいっぱいてした。ご案内の方に「瓦を見て下さい」と
言われてばんちゃんは屋根を見上げますと、と大きな主屋の屋根は
緩やかな曲線で珍しい形でした。この頃の瓦は重くしっかりした波型で
本瓦と呼ばれていましたが、力学的に軽量化した最新型の瓦、
桟瓦(さんがわら)が旧中西家の主屋に使われていました。
大きな建物なので重さを軽量化した最新型を採用した当時には珍しい
工法だったそうです。その他にもハリや棟の設えが素晴らしいので
主屋や長屋門などが吹田市指定、国登録有形文化財に指定されていましたね。

ばんちゃんが特にびっくりしたのはつい最近現代まで中西家の皆さまが
ご自宅として住まわれていらっしゃったのに文化財として江戸時代の雰囲気を
壊さない配慮がされていて何代に渡っても先祖の意思を重んじて
江戸時代から続く建物との調和を考えながら現代的に改装された
主屋居間や台所でした。モスグリーンのシックな現代における
和風現代建築が違和感なく江戸時代の建物と調和していたそうです。
台所のシンクが楕円形だったり、現代美術のような家具作家
田原良作さんの作品のテーブルセットがありました。
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庄屋さんのお仕事をする勘定場と言われる所に昔
の道具がたくさんありました。千両箱は茶色い箱だと思ってましたが
本物は、白木の箱だったそうです。その千両箱には『中八』と
書いてありました。中西家の八兵衛さんが当時の
庄屋さんだったようで鋲(びょう)しっかり打ってあって重厚感のある
千両箱でした。その他『大』と『小』と書かれた札があつたそうです。
ばんちゃんは「お手洗い⁉︎」って思ったそうですが(^_^;)暦の札でした。
ひと月は30日の月と31日の月があるので『大』は31日の月。
『小』は30日の月。年貢を納める日が違ってくるので
表に札を出して告知していたのです。

なんと、天井には猿の絵が描かれていました。なぜだろうって
ばんちゃんは思ったそうですが「難が去る」って謂れがあるそうです。
昔は商家の天井にはよく猿の絵が貼られてたそうですよ。

もう1つ天井にはフックが付いていて大きな木槌がありました。
神事に使うものだそうです。現代と江戸時代という歴史を
現在につなぐ建物や物がたくさん詰まった旧中西家住宅です。

二週にわたってお届けした魅力的な旧中西家住宅。
実は一般のわたくし達も無料で観覧させて頂けるのが嬉しいです。
12月29日~1月3日を除く(水)(土)(日)の午前10時と午後1時と
午後3時に各時間帯30名定員です。ばんちゃんが取材させて
いただいた時のようにたくさんのボランティアの皆さまが交代で
1時間半くらいかけて邸宅の中をご案内下さいます。
庭師の方もボランティアで見学の季節によって最高の状態で
お庭をご覧頂ける様にと庭石に打ち水をして青い石を
より青く見えるようにしたり、素晴らしい苔をより素晴らしく
ピンセットで細かく手入れしてらつしやいます。ボランティアの方々の
プロフェッショナルな配慮にばんちゃんもビックリしてましたね。
お越しになる時はぜひ公共交通機関で行って下さいね。

今回放送でやっと旧中西家住宅取材の全てをお届けできました。
江戸時代からの生活や歴史を学べる貴重な場所旧中西家住宅。
現在も吹田市の迎賓館として現在も利用されています。
交流の場・情報の提供を行う場所であり、建物の隅々まで
歴史と文化を学べる場所「旧中西家住宅(吹田市吉志部文人墨客迎賓館)」
春は桜を観に、秋は紅葉を観にお出かけされてはいかがでしょうか。
わたくしサエグサも旧中西家住宅のファンになりましたら
先ずは春に桜を観に行く予定を計画中です。

今週はJR吹田駅にあります「旧西尾家住宅(吹田市吉志部
文人墨客迎賓館)」に伺って取材させていただき2週にわたって
お届けしました。長時間の取材ご協力頂きまして本当に有難うございました。

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『飛び出せ!のこりん隊!』
櫻井春香 ・ 東丘小学校

こんにちは!キッズのこりん隊小学3年生の櫻井春香です。
私は東丘小学校に行ってきました。
ここでは、東丘こども教室「科学であそぼうビリビリ
静電気を知ろう」が行われていました。
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静電気は、なんと数千ボルトの強さがあるけれど、
流れる電気の量が少ないため、そんなにこわいものではないと
実験教室の先生が教えてくれました。
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東丘こども教室の準備は、東丘小学校に通っている
小学生のお母さんたちが5日前から準備をしてくれていたそうです。
どんな準備かというと、実験で使う風船を膨らませたり、
ティッシュを人型に切り取ったりなど、
その他にも色々な準備があったそうです。
実験の内容は、風船で静電気をおこして、ティッシュの人形を
躍らせたり、コップに静電気をためてさわったりしました。
みんなとても楽しそうに実験をしていました。
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今週お届けした曲は❼曲です。
M1♪ 雪/猫
M2♪ 糸/中島みゆき
M3♪ My Cherie Amour/スティービーワンダー
M4♪ Overnight Success/テリーデサリオ
M5♪ エレクトリック・ユース/デビーギブソン
M6♪ ヘロン/山下達郎
M7♪ 夢をあきらめないで/岡村孝子

今週の「馬場章夫のぼらぼら千里」いかがでしたでしょうか。
来週もFM千里サテライトスタジオを飛び出して、
広域千里、北摂一帯のいろいろな所をぼらぼらと散歩探検します。
毎週土曜日ばんちゃんと一緒にぼらぼらと
ラジオ散歩に出掛けませんか?
「馬場章夫のぼらぼら千里」来週も聞いて下さいね。

【今週の一枚】
なぜかこの日は全員青色!の洋服でした~
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『馬場章夫のぼらぼら千里』
(提供:MC企画付属タレント養成所SAT
毎週土曜日10:00~:13:00放送中!