番組への
メッセージ

2016年10月24日(月)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

みなさん、こんにちは。
ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。

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今年は秋が短く、油断していると
あっという間に冬が来そうです。

間もなくハロウィン。
ハロウィンといえばかぼちゃ。

かぼちゃはお料理にはもちろん、
お菓子に使っても美味しい野菜です。

パンプキンパイにパンプキンプリン、
こっくりとした甘味がいいですね。

あれ?ジャック・オー・ランタンに使うのは
食べられない種類でしたっけ?

さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
童謡や唱歌をアカペラで披露していただいています。

今週は「フニクリ・フニクラ」。

皆さんもよくご存知のメロディー、
そう、北大阪急行電鉄南北線の駅で、
接近放送のチャイムとして使われています。

実はこの曲、
世界最古のコマーシャルソングともいわれているそう。

1880年にヴェスヴィオ山の山頂までの登山電車
(ケーブルカー。イタリア語では「フニコラーレ」)の
「ヴェスヴィアナ鋼索線」が敷設されましたが、
当初は利用者が少なかったのだとか。

そこで運営会社が宣伝曲を作ることを考え、
同社の依頼を受けた作曲家のルイージ・デンツァが作曲し、
ジャーナリストのジュゼッペ・トゥルコが作詞しました。

そしてこの歌をピエディグロッタ音楽祭で発表したところ、
大評判となり、乗客も大幅に増えたそうです。

コマーシャルソングとしては大成功、
ということですね。

フニクリ・フニクラ」とは、フニコラーレの愛称です。

歌詞はナポリ語で書かれており、
内容は登山鉄道とヴェスヴィオを題材としつつ、
男性が意中の女性への熱い愛と
結婚への思いを歌い上げる
という、情熱的なものです。

鉄道ソングとはいえ、
さすがは情熱の国イタリア。

それに対し日本語版歌詞は
登山電車のコマーシャルソングとしての
原作の意図に忠実なものです。

1961年4月-5月に
開始して間もない『みんなのうた』で紹介された、
青木爽と清野協による訳詞のものが知られています。

なお当初は「登山電車」というタイトルで放送されていましたが、
1970年にリメイクされた時、
原題通りの「フニクリ・フニクラ」と改題されました。

しかし私が一番馴染みあるのは、何と言っても
鬼のパンツ」です。
こちらは1980年に田中星児の曲として発売されました。

今でも電車が近づくたびに、
メロディーに合わせて口ずさんでしまいます。

「唄って!寛成さん」のコーナー、

来週もお楽しみに!

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『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織