みなさん、こんにちは。
「ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。
11月も中旬を過ぎると、クリスマスとお歳暮、
年越しに迎春の準備と
ごちゃごちゃにやってくる気がする昨今。
ひとつひとつの行事を大切に行ってこそ、
季節を感じられると思うのですが、
街中を歩いてもクリスマス飾りと
来年の干支飾りが並んで売られていたりして、
「何だかなあ…」と思いながら通り過ぎます。
さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
童謡や唱歌をアカペラで披露していただいています。
今週は「森の小人」。
作詞・玉木登美夫、作曲・山本雅之。
昭和14年「蟻の進軍」という詩に曲がつけられたのですが、
時勢柄日本兵を蟻に例えるのはどうか、
という理由からレコード化が中止になりました。
その後、いくつかの紆余曲折を経て
「森の小人」というタイトルに落ち着きました。
今回、この曲を寛成さんが選ばれた理由ですが、
何と言ってもいい曲であること。
そしてもうひとつ。
いい曲であるにも関わらず、
タイトルにある「小人」が放送禁止用語という扱いのため、
「使いづらい楽曲」であるということ。
ですがそのために素晴らしい曲をなくしてしまっていいのか、
という疑問をリスナーの皆さんに
一緒に考えていただきたいという意味も込めて、
あえてお届けしました。
「森の小人」がダメなら
大人気の「こびとづかん」や
「白雪姫と七人の小人」などはどうなんだろう、
という疑問も湧いてくるわけですが、
やはり言葉を扱う仕事に携わる1人として、
私も考えてみたい問題だと思いました。
この歌自体についていえば
「♪森の木陰で ドンジャラホイ♪」
で始まるかわいい歌詞とメロディです。
子どもさんたちが楽しんで歌うことができる、
美しい日本語で綴られた歌は
大切に残していきたいものですね。
「唄って!寛成さん」のコーナー、
来週もお楽しみに!
♪ さざんか さざんか 咲いた道~
と、歌いながら事務所に現れた寛成さん。
手には白い山茶花を持ってらっしゃいました。
小さくて、透き通るような白い花びら。
かわいらしいです。
先週17日はボジョレー解禁ということで
「ボジョレーと寛成さん」
で撮ってみました^^
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織