番組への
メッセージ

2016年12月12日(月)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

みなさん、こんにちは。
ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。

新年を迎える準備のひとつに、
大掃除があります。

単なる掃除ではなく、
今年一年で積もった家中の埃や汚れを追い出して、
新しい年を迎えるための儀式のようなものだ
と、子供の頃親に教わりました。

ところがこの大掃除というものをするのは
世界でもほぼ日本だけのようです。

調べてみたところ、
欧米ではクリスマスがひとつの大きな節目となるため、
新年だからといってわざわざ大掃除はしないそう。

むしろわざわざ寒い時期に掃除するより、
春先などに大掃除をする方が合理的だ、
などという考えもあるようです。

確かに
「…何でこの寒い中、雑巾掛けせなあかんの」
なんて思ったりしますよね。

ですがこれが
清める
というひとつの儀式として捉えると、
やはり寒中に行うのが
正しい日本のあり方のような気もします。

というわけで、そろそろですね、大掃除。


さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
童謡や唱歌をアカペラで披露していただいています。

今週は「故郷の廃家」。

先週歌っていただいた「旅愁」と同じ、
犬童球渓が詞を訳しています。


幾年ふるさと 来てみれば

咲く花 鳴く鳥 そよぐ風

門辺の小川の ささやきも

なれにし昔に 変わらねど

あれたる 我が家に

住む人 絶えてなく


歌詞を読むと分かるように、
英語からの直訳を嫌い、
日本語らしい表現にこだわった
犬童球渓らしさが見て取れます。

作曲はアメリカの音楽家、
ウィリアム・シェークスピア・ヘイズ。

生涯におよそ350曲作りましたが、
その中でも日本でよく知られている曲が
冬の星座」です。
ちなみにこちらにも、犬童球渓が和訳の詩を付けています。

今回で137回を迎えたこのコーナー、
寛成さんのレパートリーが
なくならない限り続きます。

ということは、まだまだ続きます(笑)
私は隣で応援しているだけですが、
ギネス狙って行きたいものですね。

「唄って!寛成さん」のコーナー、
来週もお楽しみに!


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「唄って!寛成さん」
佐織さんも書いていましたが137回目です。

年明けには140回目を迎えます。

同じ曲は歌わないようにしていますが
「僕、140曲も知ってるんだ」
と、寛成さんご自身も驚いていらっしゃいました^^

季節に合わせて様々な曲を唄っていただいています。

「こんな曲聴きたい」とリクエストもお待ちしています♪

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『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織