みなさん、こんにちは。
「ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。
今年最後の放送。
ラジオをお聞きの皆さん、
今年もお世話になりました。
いかがだったでしょうか。
放送をお送りしている私たちは、
スタッフも含め、いつもラジオの向こうのお顔を
想像しています。
これからも楽しい番組を作っていきますので、
2017年もよろしくお願いいたします。
さて、今週の「唄って!寛成さん」のコーナー。
童謡や唱歌をアカペラで披露していただいています。
さて、今日の「唄って!寛成さん!!」。
今日は「冬の夜」を歌っていただきました。
歌詞の中には出てこないので
「冬のよ」なのか
「冬のよる」なのかは定かではありません。
この歌は1912年(明治45年)に発表されましたが、
作者・作曲者は不詳です。
当時は、いわば文部省が作った歌、
ということで特に
具体的な個人名が残されなかったようです。
2番の歌詞に「いくさの手柄を語る」
という部分が出てきます。
お父さんが子供に昔の手柄話を語る、
という場面ですが、
これは戦意の高揚であると一部の人々に否定されたことから、
戦後に発行された教科書などでは
「過ぎし昔の思い出語る」と改変されました。
ところがそうなると、なぜ聞いている子どもたちが
「拳を握って」興奮するのか意味が不明になる、
という意見が起き、そこで再びオリジナルの歌詞に戻す動きが出てきて
現在に至りました。
ということは、どちらの歌詞で記憶しているかで育った時代の
違いが現れるということですね。
寛成さんは戦後教育を受けた最初の世代
、ということで
改変版の「過ぎし昔の思い出語る」
で記憶されているそうです。
唱歌や童謡の中には、時代の常識や流れに合わない、
ということで消えていった歌がたくさんあります。
ですがこの「冬の夜」のように残る歌もあり、
私たちは当時の様子を知ることができます。
悪いことは悪いこととして、
過去を知り受け止めることができるのは
大切なことですね。
「唄って!寛成さん」のコーナー、
次回もお楽しみに!
だいぶ離れた場所からの
「壁ドン」ですwww
最近はカジュアルなファッション寛成さん。
巷では若い彼女が出来たとか出来てないとか、
噂になっているそうですよ(笑)
さて、今年も1年、「ごきげん千里837月曜日」
お聴き頂きましてありがとうございました。
「唄って!寛成さん」も来年は140回目を迎えます。
「よくこんなに歌を知っているものだ」
と、歌っている寛成さんも驚いていましたが
皆様からも「この歌唄って!」というリクエストや
「この曲、懐かしいです」といった想い出などの
メッセージお待ちしています^^
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は1月9日にお耳にかかりましょう♪
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織