番組への
メッセージ

2016年2月10日(水) 北千里アワー

こんにちは!
今週もお聴きいただきありがとうございました♪
北千里アワー水曜日のマヨネーズこと井川茉代です♪
北摂伝言板【やってんねん関大!大阪まちさがし】のゲストは服部健一さんでした。
テーマは『摂津まるごとマーケットプ』

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今回は、マミー・クリスタル代表で摂津まるごとマーケット代表でもある
新田昌絵さんにお話を聞いてきてくださいました。
マミー・クリスタルは、2011年に設立されたママサークルです。
大阪市から引っ越してきた新田さんは
摂津市には幼い子どもを持つ親同士の交流の場がないと感じ
SNSなどでコミュニティを作ってスタートさせました。
今では530人が所属し、普段は月4回ほど子どもを
連れで参加できる教室などの活動をしています。

そして、摂津まるごとマーケットとは
2013年からスタートし毎年9月に行っている青空市のようなイベント。
主婦10人前後が運営に関わり
大学生のボランティアにも参加してもらっています。
2015年の開催では、飲食やワークショップなどの
出店が70ブース、ステージが18ステージで、
来場者は5500人となりました!!

マミー・クリスタルと「go=en(ごーえん)」という
2団体のメンバー数人の会話の中から生まれた摂津まるごとマーケット。
摂津市には近隣の市にあるような大きなイベントがなく
自分達で作ろうと考えたのだそうです。
資金や人手を集めることに苦労したそうですが、
活動が認められて1年目より2年目、3年目というように市からの補助金の額も増え、
熱い思いを伝えることでスポンサーも10社ほど集めることができました。

そして、今年の5月には新たな取組として
『摂津まるごと大学』をスタートさせる予定です。
摂津まるごと大学は、コミュニティビジネスを目指す市民大学です。
コミュニティビジネスとは、簡単に言えばボランティアとビジネスの中間という概念。
補助を受けて地域活性化をするだけではなく
自分達で地域活性化に必要な収入を得ようという考え方です。
摂津まるごとマーケットは大勢の地域の方が繋がり
摂津市を盛り上げるイベントになりました。
そうした繋がりや活動を、年に1回のイベントだけでおわらせるのはもったいない!
地域活性化の取り組みを一時的でなく、継続可能なものしよう!

そうした思いから、大学の創立に至ったのだそうです。
摂津まるごと大学では、実際に摂津市が
直面している諸問題に寄り添って学んでいくことになります。
このように、市民大学でコミュニティビジネスの
創出を図る取り組みは全国でも初の試みなのだとか。
現在は勉強会などを精力的に行っており、
これから開校に向けて、具体的なカリキュラムを作っていくとのこと。
どのような大学になっていくのか、開校がとても楽しみですね!

服部さんは今回の取材で、市に頼るだけでなく、
市民が自分達の力で地域活性化に取り組む姿を目の当たりにし
みなさんが摂津市を愛していることが伝わってきたと仰っていました。
地元への愛や一人一人の市民の力が地域活性化の
原動力なのだと改めて感じました。
全国的にもモデルケースとなるような摂津まるごとマーケット
摂津まるごと大学の活動に今後も要注目です!!!

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マヨネーズのぶらりは、
茨木市立川端康成文学館で行われている
テーマ展【川端康成と少女小説】についてお話しました。
川端康成は、「少女の友」「ひまわり」「それいゆ」
「ジュニアおれいゆ」といった雑誌に、いくつもの少女小説を連載していました。

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当時の雑誌や原稿のレプリカなど、川端の少女小説に
関する資料をみることができる展示、とで興味深いですよ(*^^*)
5月23日まで開催されています。(火曜日休館)
入場無料ですので、気軽に立ち寄ってみてはいかがですか?
それでは、また来週の水曜日にお耳にかかりましょう( ^∀^)

『北千里アワー・水曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時ON-AIR中♪
(北千里サテライトスタジオ)