みなさんこんにちは。
「中野寛成のごきげん千里837」
アシスタントの中村佐織です。
2月最後の放送。
閏年なんですね、今年は。
1日長い2月、というのが得なのか損なのか。。。
という風に、損得でものを考えてしまうのは
大阪人の性でしょうか。
さて、今週の「唄って!寛成さん!!」
「森の水車」ご存知でしょうか。
♪ 緑の森の 彼方から
陽気な唄が 聞こえましょう
あれは水車の 廻る音
耳を澄まして お聞きなさい
コトコトコットン コトコトコットン
ファミレド シドレミファ
コトコトコットン コトコトコットン
仕事に励みましょう
コトコトコットン コトコトコットン
いつの日か
楽しい春がやって来る
寛成さん、
息継ぎするところがない
と言いながらも楽しそうに唄ってくださいました。
作詞は「かえり船」「別れ船」などの清水みのる。
作曲は「山小屋の灯」や「りんご追分」
「三百六十五歩のマーチ」で知られる米山正夫。
昭和17年、高峰秀子の歌でレコードが発売されましたが、
戦時中にふさわしくないとの理由で
4日後に発禁処分を受けました。
このコーナーで日本の歌の歴史を知ると、
軍歌しか認められない時代というのがあった
ということがよく分かります。
「森の水車」はドイツの作曲家、
アイレンベルクのメロディから作られたため、
同盟国の曲ならということで一度は検閲を通りました。
しかし、メロディが米英調だったため発禁になったとか。
発売からわずか4日で禁止になったには
そのような理由があったんですね。
そうやって一度は世から消えたこの曲ですが、
昭和26年、NHK専属歌手の荒井恵子が歌い人気が出ました。
もしかするとこの時代、
戦時中という理由で消えていった名曲がたくさんあるかもしれません。
「唄って!寛成さん!!」のコーナー、来週もお楽しみに!
さて、今週は”ひなまつり”ですね。
ということは、寛成さんが・・・
ひな飾りのお菓子を持ってきてくださいました!!!
砂糖菓子の詰め合わせは、とっても可愛く
色とりどりでした♪
『中野寛成のごきげん千里837!(やぁ、みんな)』
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織