みなさんこんにちは。
「ごきげん千里837」月曜日、
中野寛成さんと共にお送りしている中村佐織です。
今年も半分が終わってしまいました。
あと半年あると思うのか、
それともまだ半年あると思うのか、
考え方によってこれからの過ごし方が変わってきそうですね。
みなさんはどちらでしょうか?
さて、今週の「唄って!寛成さん!!」のコーナー。
童謡「浜千鳥」です。
1919年(大正8年)発表。
作詞:鹿島 鳴秋、作曲:弘田 龍太郎による
日本の童謡・唱歌。
亡くなった一人娘を偲んだ歌と言われています。
歌詞は、鹿島 鳴秋が友人の桑山太一を柏崎に訪ね、
2人で浦浜から番神海岸を散歩しているときに、
鳴秋が手帳に書き記したものだそうです。
俳句では、「千鳥」は冬の季語として定着しているため、
夏にこの曲を放送したラジオ局には苦情が殺到したとか。
千鳥は古くは『万葉集』にも詠まれているように、
日本の作品の多くに登場しています。
実際に見たことがないので調べてみると、
江戸時代頃までは、人々が暮らす近くで
割によく見かける鳥だったといいます。
また、「千鳥」とは「多くの鳥」という意味合いもあり、
後には水辺に群れ飛ぶ小鳥たちを総称していたようです。
和小物好きの私としては
「千鳥文様」をイメージします。
「波千鳥」「流水千鳥」「千鳥繋ぎ」など、
愛らしいイメージの柄は今でも人気がありますね。
そんな千鳥を娘に見立て、親を探して鳴く姿、
何とも美しく、そして哀しい歌です。
♪ 青い月夜の浜辺には
親を探して鳴く鳥が
波の国から生まれ出る
ぬれた翼の銀の色…
外国のメルヘン童話を想像させるような描写でもありますね。
「唄って!寛成さん!!」のコーナー、来週もお楽しみに!
この日は、寛成さんのご友人が大勢でいらっしゃいました♪
曲中に思わずスタジオの外へ飛び出した寛成さんです(笑)
番組では
川柳はもちろん(6月のテーマは「ダイエット」です)
寛成さんに聞きたいこと・教えてほしいこと
唄ってほしい童謡・唱歌について
メッセージをお待ちしています♪♪
FAX : 06-6832-8370
E-mail : nocorin@senri-fm.jp
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』今を斬る!中野寛成です
パーソナリティ 中野 寛成・アシスタント 中村 佐織