みなさん、こんにちは!
北千里アワー水曜担当の植木美加理です。
最近は台風の影響もあるのか
風が強くて冷たい日が多いような気がします。
寒い日に食べたくなるもの、沢山ありますが
そろそろ「焼き芋」が恋しくなる時期ですね。
家で作るときには、オーブントースターで焼いたり
フライパンで焼いたり、魚焼きグリルを使ったり
色々な方法があります。
ですが、生の芋はそんなに甘くないのに何故焼くだけで甘くなるのか、
不思議に思ったことはありませんか?
実は焼き芋の甘さには秘密があって
芋に含まれるアミラーゼという消化酵素が関係しています。
アミラーゼは65度~75度くらいになると活発に働き
サツマイモのデンプンを麦芽糖という糖に変えてくれます。
つまり、甘い焼き芋を作るには
低温でじっくり焼くのが大事なんです!
その温度を踏まえたうえで効率良く作れるのは電子レンジです。
洗ったさつまいもを濡れた新聞紙で包んでから
レンジの強(600W)で3分加熱→解凍(150~200W)で10分加熱。
これで甘い焼き芋が仕上がるそうですよ!
他にも、調べてみると炊飯器で作る方法などがありました。
皆さんのお家ではどうやって作っていますか?
おすすめの方法があれば、ぜひ教えてくださいね♪
では、今週を振り返ってみましょう!
【北摂伝言板 やってんねん関大-おおさかまちさがし-】
今週は、深井麗雄先生に電話を繋ぎ御出演頂きました。
関西大学の近く、阪急千里山駅のそばには
『千里寺』というお寺があります。
ここの本堂には、天井には1,5mほどの
超巨大なシャンデリアがあるという、一風変わったお寺です。
これは元々昭和3年(1928年)の昭和天皇即位の大礼の際
京都市内の饗宴場として使われた建物で
饗宴場としての役目が終わると
民間に無償で提供されることが決まりました。
そこで申し込んだ3つのうちの1つが関西大学。
移築され、最初は入学式や武道場、授業の教室で使われていましたが
時が経つにつれ段々使われなくなってしまいました。
そして1953年、関西大学OBの方の紹介で
千里寺の本堂に生まれ変わりました。
このことを深井先生が関西大学の機関誌で紹介したところ
ひょんなことから留学生のサポート団体の耳に入り
今年の7月、15か国から参加した留学生35人が見学に来られました。
留学生の方が特に感心したのは
建て替えることで建物を2度も再利用していること。
これは木造建築だからこそ出来る発想で、
非常に合理的でもあります。
他にも、境内では初めて鐘をつく体験をしたり
地域の方々と一緒に盆踊りをしたりと楽しまれたそうです。
90年前に建てられた饗宴場が、大学の一部になり
やがてお寺の本堂になるって面白いですよね。
深井先生、お忙しい中御出演頂きありがとうございました!
さて、10月ももう終わりますね。
皆さんはハロウィンの仮装などされますか?
今年は何をするのか、予定や体験談などぜひ教えてくださいね。
メールはnocorin@senri-fm.jpまでお願いします。
リクエスト曲もお待ちしていますよ♪
それではまた来週☆
『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア