番組への
メッセージ

2017年10月25日(水) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!

北千里アワー水曜担当の植木美加理です。

最近は台風の影響もあるのか
風が強くて冷たい日が多いような気がします。

寒い日に食べたくなるもの、沢山ありますが
そろそろ「焼き芋」が恋しくなる時期ですね。

家で作るときには、オーブントースターで焼いたり
フライパンで焼いたり、魚焼きグリルを使ったり
色々な方法があります。

ですが、生の芋はそんなに甘くないのに何故焼くだけで甘くなるのか、
不思議に思ったことはありませんか?

実は焼き芋の甘さには秘密があって
芋に含まれるアミラーゼという消化酵素が関係しています。

アミラーゼは65度~75度くらいになると活発に働き
サツマイモのデンプンを麦芽糖という糖に変えてくれます。

つまり、甘い焼き芋を作るには
低温でじっくり焼くのが大事なんです!

その温度を踏まえたうえで効率良く作れるのは電子レンジです。

洗ったさつまいもを濡れた新聞紙で包んでから
レンジの強(600W)で3分加熱→解凍(150~200W)で10分加熱。

これで甘い焼き芋が仕上がるそうですよ!

他にも、調べてみると炊飯器で作る方法などがありました。

皆さんのお家ではどうやって作っていますか?

おすすめの方法があれば、ぜひ教えてくださいね♪



では、今週を振り返ってみましょう!

【北摂伝言板 やってんねん関大-おおさかまちさがし-】

今週は、深井麗雄先生に電話を繋ぎ御出演頂きました。

関西大学の近く、阪急千里山駅のそばには
『千里寺』というお寺があります。

ここの本堂には、天井には1,5mほどの
超巨大なシャンデリアがあるという、一風変わったお寺です。

これは元々昭和3年(1928年)の昭和天皇即位の大礼の際
京都市内の饗宴場として使われた建物で
饗宴場としての役目が終わると
民間に無償で提供されることが決まりました。

そこで申し込んだ3つのうちの1つが関西大学。

移築され、最初は入学式や武道場、授業の教室で使われていましたが
時が経つにつれ段々使われなくなってしまいました。

そして1953年、関西大学OBの方の紹介で
千里寺の本堂に生まれ変わりました。

このことを深井先生が関西大学の機関誌で紹介したところ
ひょんなことから留学生のサポート団体の耳に入り
今年の7月、15か国から参加した留学生35人が見学に来られました。

留学生の方が特に感心したのは
建て替えることで建物を2度も再利用していること。

これは木造建築だからこそ出来る発想で、
非常に合理的でもあります。

他にも、境内では初めて鐘をつく体験をしたり
地域の方々と一緒に盆踊りをしたりと楽しまれたそうです。

90年前に建てられた饗宴場が、大学の一部になり
やがてお寺の本堂になるって面白いですよね。

深井先生、お忙しい中御出演頂きありがとうございました!


さて、10月ももう終わりますね。

皆さんはハロウィンの仮装などされますか?

今年は何をするのか、予定や体験談などぜひ教えてくださいね。

メールはnocorin@senri-fm.jpまでお願いします。

リクエスト曲もお待ちしていますよ♪

それではまた来週☆



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア