旭堂南陵のなにわ友あれ
アシスタントの畠山 美咲です。
2月18日の放送はお聴きいただけましたでしょうか?
さて、2月18日(土)は二十四節気の雨水です。
雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味で草木が芽生える頃です。
また、雨水に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれています!
雛人形も関東と関西では違いがあるということを教えてもらいました!
京雛は、古くからの置き方で
右より左の方が格式が高いと言われているので
「お内裏様が左お雛様が右」となります。
※今でも関西ではこちらの向きです。
ですが、明治になり
イギリスから西洋文化が日本に入り、
「国際礼儀である右の方が上」という
西洋の常識を取り入れられた事から
関東雛は「お内裏様は右お雛様は左」なんです!
また、京雛は切れ長目、関東雛は目が大きい等、顔の違いもあります。
並び方やお顔も地域によって違いがあったなんて知りませんでした!
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”今週のなにわことば“
どちらも似ている言葉ですが違う意味!!
一つ目は”どまぐれる”
「とまぐれる」とも言います。
漢字では「途紛れる」と書きます。
意味は大きく分けて2つあります!
①あわてることや、まごつくこと
どまぐれるは、ドキマギするとかから来てるんでしょうか?
「あの時はどまぐれたわ!」と思い出しながら使いましょう。
②大声を出す
これは言葉の響きやニュアンスから
この言葉を知らない人でも、何となく感じ取られるような気もしますね!
二つ目は”どまくれる”
前者の「どまぐれる」に似ています。
「ぐ」の濁点が外れただけですが、意味がまったく変わります。
こちらは「自滅する」という意味
泉州で昔はよく使われていた言葉だそうです。
言葉が似ているのは「どま”ぐ”れる」から意味が変化して
「どま”く”れる」になったんじゃないか?とのことでした。
似ているけど意味はちょっと違う。
知ったばかりの私には、ちょっと使い分けが難しいそうです‥
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美咲のこれなんですのん
今週は”大阪にかかる橋”
についてお話していただきました。
大阪八百八橋(はっぴゃくやばし)という言葉はご存じでしょうか?
実際には808も橋はないそうですが、
大阪には河川が多く、水の都とも言われていたため、
「大阪には沢山橋がある!」ことを表すこの言葉が生まれたんですね。
続いて師匠からお聞きした面白い
[橋にまつわるクイズ]
Q 「大阪に橋はいくつあるでしょうか?!」
・・・橋なら大阪には先程お話してたように沢山ありますけど??
正解は‥‥
A 「大阪に橋はひとつもあらしません!
京橋、天満橋、淀屋橋、太左衛門橋、どこにも橋(はし)はないです!!」
・・・そう言われたら!!パッと思い浮かぶ
大阪の橋の読み方は”橋(バシ)”ばかり・・・。
ただ、このクイズは爪が甘いそう。
何故なら、大阪にはちゃんと”橋(はし)”もあるからです!
その一つが「鶴橋(つるはし)」
しっかりと今でも呼び名は”はし”です!!
地名の名前だけで現在、鶴橋自体はなくなっています。
一説では「日本で初めて橋がかけられたのは鶴橋」
とも言われています。驚きです!!
また、道頓堀川にかかる「相生橋」は、
「あいあい」、「あいおう」、「あいおい」、「あいよい」と呼び方が多く、
橋を渡った側で呼び方が変わったりする!とのこと。
どれが正しい読み方なのか!気になります。
あなたがよく渡るお馴染みの橋は何橋でしょうか?
師匠がその橋にまつわるお話等も教えてくれるかもしれません?!
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また、皆さんから、私たち2人に聞きたいことや
応援のメッセージ等もお待ちしております!
これは、なにわことばでしょうか?
日常のちょっとした気になっていたこと等々、
どんなことでも結構です!
是非メッセージでお送りください。
師匠が詳しく教えてくれます!
メッセージはこちらにお願いします。
fax → 06-6832-8370
mail → nocorin@senri-fm.jp
では、来週もお楽しみに♪
『旭堂南陵のなにわ友あれ』
毎週土曜日 午後2時30分~3時放送中!