こんにちは!
「北千里アワー」木曜日、担当の山下 和也です!
今週の「北摂伝言板」はエレガンストーク。
梅花女子大学、文化表現学部 日本文化創造学科で、
相奈良公仁子先生に書道の授業を受けておられる、
中原明穂さん、
杉江里菜さんにお越しいただきました!!
お二人とも、今回のお話のメインである、書道部に入っておられます!
書道は始められたきっかけは、
母から、友人からの誘い、勧められてだそうです。
杉江さんは、5歳から、
中原さんは、小学校2年生から書道を始められました。
梅花で書道を選択した学生の方々は、
中学校と高校の国語の先生、
高校の書道の先生の教員免許を取得することができるのです!
そして、梅花で書道の先生、相奈良公仁子先生から学んでいらっしゃいます、
専門は漢字分野で、作品展では、縦2メートル、横3メートルぐらいの
大きな作品を書かれています、
書道部の顧問で、梅花の卒業生なのです、
中原さん、杉江さんにお聞きすると、
すごくおしゃれな先生だそうです!
今回お話を伺っていると、
「臨書」というような言葉、
「書画」という言葉が出てきて、
書道を嗜んでいない僕には、初めての言葉でした・・・
臨書とは、
古典といわれる、「中国や日本にたくさん伝わる優れた筆跡」
これをお手本にして書くこと。
(間違ってたらゴメンナサイ!)
書画とは、
墨で絵を描いたものに、字を書き込んだものです。
書道の奥深さは、
墨、筆、そして紙を使って無限に表現をすること、
墨の濃さ、色合い、
筆で書く文字はその人の個性を表します、
絵、文字、紙に名前、印を押すまで、完成ではなく、
バランスを崩してしまうと・・・
最初からやり直し、
全く同じものを書くことができないのも、書道のおもしろいところなのでしょう!
お二人の最近の書道をやっていて楽しいことをお聞きしました!
中原さんは、
ご自身の納得のいく作品を仕上げるために、
何枚も何枚も書いているときだそうです!
「九成宮醴泉銘」を大きい紙に臨書するときは、
1枚に300文字くらい書かれるそうです・・・
すごい大変そうな・・・
杉江さんは、
最近、仮名の授業に興味があり、
古今和歌集などの好きな和歌を小筆で紙に書くときに、
どういう構成にするのか、行とか、墨継ぎのタイミングとか、
考えるのは大変なのですが、
気持ちよく、ご自身の思い通りの字が書けた時が
すごく楽しい時だそうです!
大学ならではの、書道合宿もあり、
1年生から4年生まで集まって、みんなで作品を評価、
感想を聞いたり、間近で先輩の方々の作品を見たりと、
良い刺激になっています!
どんな作品を書いているのか、
気になった方、
7月には、茨木キャンパスでパフォーマンス書道の発表があります、
音楽に合わせて、複数人で大きな紙に書いていきます、
音楽も、J-POPだったりとか、
書道からはなかなか想像できないようなパフォーマンスだそうです!
3月には、「卒業書作展」。
毎年行われています。
作品も様々で、額に入れていたり、
掛け軸、襖なんてのもあるそうです!
7月16日には梅花女子大学でオープンキャンパスもありますよ!!
ここで、お二人のパフォーマンス書道も見ることができるのです!!
どんな、パフォーマンスになるのでしょうか、
楽しみですね!!
是非、
皆さん、見にいってみてくださいね!!
中原さん、杉江さん、今日はお越しいただき、ありがとうございました!!
山下 和也
『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア