番組への
メッセージ

2018年1月25日(木) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!

「北千里アワー」木曜日、担当の 山下 和也です!

さて、今週の「北摂伝言板」は・・・
4週目ということで、
「以下、阪大生による定量的ジェットコースター議論略していか阪」

ゲストに、大阪大学 基礎工学部 情報科学科4回生の
下田 啓太さん
にお越しいただきました!
おなじみです!


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今回は、
テーマに注目!

「突っ込み、突っ込まれる阪大」

この題が意味してのは、
今年、昨年とニュースにもなっていた出来事。

なお、今回の放送の内容は、
下田さんが所属している、
「大阪大学非公認団体・メディア向上委員会」だから
伝えられることを多く含んでいます!

「ムーミン」
・・・

センター試験からなのですが、
毎年この時期になるとセンター試験の話題で溢れます。

去年は、世界史Aで妖怪ウォッチや
水木しげるの描いた妖怪を用いた問題も出題されました。

今年は・・・「ムーミン」
地理Bで出題されました。

問題は、「ムーミン」や「小さなバイキングビッケ」を用いて、
両物語の舞台となったのは、それぞれどこなのか?

答え候補として、ノルウェー、フィンランドと、
その国の言葉と結びつけるよう問題として出題されました。

答えは、「ムーミン」はフィンランドが舞台・・・・
となっていたのですが・・・

そこに今回の題材の「突っ込み」を入れたのが、
大阪大学大学院言語文化研究科スウェーデン語研究室。

いわゆる、「スウェーデンの鬼」が「突っ込み」を入れたのです!

「ムーミン谷は架空の場所であり、
フィンランドが舞台とは明示されていません」

作者のトーベ・ヤンソンもムーミンは
ここが舞台とは言っていないそうです。

この問題に異を唱えたのは理由があり、
ムーミンはフィンランド語ではなく、
スウェーデン語で書かれているのです。
実は、フィンランドではフィンランド語と
スウェーデン語の2つが使われています。
先生がたはこのような問題で
フィンランドはフィンランド語だけだ!と
受験生に誤解させてしまうことを危惧しているのです。

そして、
もうひとつ、「突っ込まれ」たのは、
物理の出題ミスで30人を誤って不合格にしてしまう。

これは世間を大きく騒がせました。
不合格を間違って合格にすることはあっても、
その逆はそうそうありません。

当事者の方々の保障をどうするのか、
今検討中ということです。

人生に関わる大切なことですから、
解決に最善をつくしてもらいたいですね。

テーマの「突っ込み、突っ込まれ」
分かっていただけましたでしょうか?

お越しいただきました 
下田 啓太さん、ありがとうございました!!

山下 和也



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア