番組への
メッセージ

2018年11月19日(月) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!
火曜日担当の加田智志です。
今週は月曜日を担当させて頂きました!

番組でもお話しましたが、
ニンテンドー64ミニの発売が当面予定無しと発表がありましたね。
ファンにとっては期待していただけに非常に残念です。
ただ、‶当面”という言葉が使われていたので、
今後発売する可能性はあるかもしれません。
また思い出のゲームをプレイすることを夢見て気長に待ちたいと思います。

今週のカルトーク「顔面襲撃事件」を紹介しました。

1980年代後半の新日本プロレスに起こった世代闘争。
40歳を過ぎ「落日の闘魂」と言われる事もあった
アントニオ猪木からの世代交代が現実味を帯びてきた中、
長州力が声を発します。それまで敵対していた藤波辰爾、
前田日明にも奮起を促し世代闘争を勃発させます。
新日本プロレス創設からの絶対的な存在のアントニオ猪木に、
様々な経験を経て力を付けた若い世代が共闘して立ち向かう。
想像するだけでゾクゾクします!

しかし、この世代闘争はすぐに消滅してしまいます。
その消滅のきっかけは最初に声を上げた長州力でした。
この結果、巻き込まれた藤波、前田はたまりません。
その後、タッグマッチでリングの対角線上に向かい合う事になった長州、
前田の間には何とも言えない緊張感がありました。

試合が始まっても、中々プロレスが噛み合わず
フラストレーションが溜まる試合の中で事件が起きます。

木戸修にサソリ固めを仕掛けようとする長州の顔面に
前田の右蹴りが炸裂したのです。
蹴りが当たった後もしばらく体制を崩さなかった長州ですが、
木戸を離しコーナーに下がった前田に詰め寄り、
両軍が割って入る事態になってしまいました。

試合後、両者収まらずヒートアップしていた時には
長州の目は腫れ上がっていて、眼底打撲により翌日から欠場。
前田はアントニオ猪木に「プロレス道にも行為」と非難され
無期限出場停止処分にされてしまいます。

試合中のアクシデントによるものなのに、
何故前田だと罰を受けるのかとファンは納得がいきません。
長州自らも処分が決まった直後から処分を解くように訴えます。
リング上のことはリング上で解決すべきという声も上がりますが通らず、
結局前田はこのまま新日本を解雇されてしまいます。

色んな憶測ができるこの出来事の結果、
1人のレスラーが解雇される事態になってしまったこの事件。
しかし、前田は終わりません。
この解雇をきっかけに後に伝説となる団体
「第2次UWF」が生まれる事になるのです。

ファンにとっても議論が耐えない、
そしてプロレスの歴史においても
1つの伝説が生まれるきっかけになったこの事件。
プロレスファンなら見逃せない出来事の1つでした!

それでは、今週はこの辺で!
また来週!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア