毎月第1土曜日はばんちゃんが取材に出向いてぼらぼ~ら!
今回は、池田にあります「小林一三記念館」を全力取材です(^^)/
前回はこの記念館で開催されていた展示「豊中グラウンドと高校野球」を
中心に紹介したので、今回は一三さんにスポットを当てお届けしました。
小林一三さんは阪急電鉄、百貨店など阪急グループの創始者です。
一三さんが亡くなるまでの約20年間を過ごした家が池田にある雅俗山荘で
現在はこの建物が記念館としてオープンしています。
美術工芸品の収蔵庫も兼ね備えていたため耐火構造となっているこの建物は
イギリスのチューダー様式に日本の伝統の技を組み合わせていて
外観ではわざと柱を見せる飾り柱が取り入れられています。
まず入り口出迎えてくれるのが関西学院大学から寄贈されたという
一三さんの肖像画、学舎移転の際に一三さんが貢献した事から贈られました。
肖像画の左手の部屋には「一三さんの生い立ち~慶応義塾時代」を紹介。
一三さんが生まれた年の夏にお母さんが亡くなり、父親が戻った実家での生活から
慶応義塾時代の学友との写真、17歳にしてなんと小説家デビューし
出身の山梨県の新聞に掲載された小説などがパネル展示で紹介されています。
右手奥に進みますと、2階まで吹き抜けになった開放的なリビングルームがあります。
存在感抜群の暖炉には、その暖炉の前で一三さんがタカラジェンヌと一緒に
談笑している写真が飾ってあります。
このリビングでは自身のコレクションを客人に見てもらう事も多かったそうで
2階には収蔵庫がありました。階段を上がっていった先にあった収蔵庫は現在
一三さんが書いた沢山の原稿や家族写真、等身大パネルなどの資料展示ゾーンです。
(一三さんが心から惚れ込んだ奥様の幸さんとの写真)
資料展示ゾーンの奥には8年ほど前から公開している家族の
プライベート空間があり、書斎やお風呂場、家事室などがあります。
南向きの一番日当たりのいい特等室は奥様の部屋です。
庭の眺めもすばらしい部屋で奥様はどう過ごされたのでしょうか。
まだまだ話が聞きたいばんちゃんを引っ張り出し・・・、もとい
後ろ髪をひかれまくっているばんちゃんを追い立てながら次に向かったのは
雅俗山荘の隣に建てられた白梅館です。
ここでは、一三さんの手掛けた事業の数々が紹介されています。
まず目に入るのが、一三さんのシンボルともいえるハットとステッキ。
そのハットを中心に、梅田行きや箕面行きの電車電光掲示板とともに
電鉄、百貨店、宝塚歌劇、東宝と、それぞれのゾーンで分けて展示してあります。
箕面有馬電気鉄道開業当初のポスターに
梅田駅の開業日の写真では駅舎が飾り付けしてあったり
ライスカレーが爆発的にヒットした百貨店食堂の車内広告や
阪急交通公社の前身の旅行代理店のポスター、
そして!八千草薫さんの宝塚時代のパンフレットも。
この他にも貴重でおもしろい資料がありすぎて、とても紹介しきれません。
番組ではばんちゃんが発掘したオリジナルの一三さんの資料とともに
お届けしました☆ばんちゃん曰く「ハリーポッターのお屋敷みたい!」という
小林一三記念館、ぜひ足をお運びください(^^)/
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【飛び出せ!のこりん隊!!】
梅本ゆうね ・ みんな集まれわくわくランド
『馬場章夫のぼらぼら千里』
(提供:MC企画付属タレント養成所SAT)
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