番組への
メッセージ

2018年4月23日(月) 北千里アワー

こんにちは!( ´ ▽ ` )ノ
北千里アワー月曜日を担当しております!
藤木智章です!

4月23日!
今日は何の日!

「慶應義塾大学創設記念日」
1868年のこの日、東京・築地にあった福沢諭吉の塾を、
芝の新銭座に移し、「慶応義塾」と命名しました。

「国際マルコーニデー」
世界で初めて無線による通信を行なったイタリアの電気技師
グリエルモ・マルコーニを記念する日です。
1909年(明治42年)にノーベル賞を受賞しました。

「世界本の日」
日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会等が1986(昭和61)年に制定。
スペイン・カタロニア地方にはこの日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、
女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習があり、
この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、
スペインでは「本の日」とされています。
日本でもこの風習を定着させようと制定されました。

「こども読書の日」
2001(平成13)年12月に制定。文部科学省が実施しました。
こどもの読書活動についての関心と理解を深め、
こどもが積極的に読書活動を行う意慾を高めることを目的としています。


今日のカルトークでは「タンバリン」をご紹介しました。
タンバリン、タンブリン、タンバリーンとよびます。
タンバリンは世界最古の打楽器といわれているフレームドラムの一種になります。
フレームドラムの歴史は紀元前に遡り、メソポタミア文明の頃からあったという楽器で、
世界中にいろいろな形態で普及しています。
フレームドラムは片面太鼓の総称で、その中にタンバリンがあります。
枠の各所にジングルと呼ばれる小さなシンバルが付いていて、
手のひらや指、拳で叩く以外にも楽器自体を振ったり
指先でこすったりすることで音を鳴らします。
そしてタンバリンはいろんな形のものがあり、種類を大きく2つに分けると
ヘッド付きのタンバリンとヘッドなしのタンバリンに分類されます。
ヘッドというのはタンバリンの皮の部分です。この皮もちなみに、
ヘビの皮だったり、トカゲの皮だったり、いろいろな皮があります。
ヘッド付きのものはオーケストラや吹奏楽で使われます。
最初にオーケストラで使用されたのは1787年にモーツァルトによって
作曲された6つのドイツ舞曲です。
また音色の種類はジングルの素材の違いによるところが大きいです。
例えばドライで明るいサウンドが特徴のスチール製、
打楽器奏者に愛用者の多いジャーマンシルバー、
柔らかくて倍音豊かでアンサンブルに溶け込みやすいブロンズ製、
子供用のタンバリンはヘッドの部分がプラスチックになっています。
またタンバリンの形でいうと、円になっているタンバリンは
ヘッドが付いているものと付いていないものがあります。
アルミ製のヘッドの付いていない丸型のタンバリンは非常に
軽量で長時間の演奏に向いています。
そしてハーフムーン型のタンバリンはプラスチック製でとても振りやすく、
バンドなどでの演奏でよく使用されたり、
またドラムセットの中にくみこむこともあります。
他にも形としては叩くところもなくジングルだけがついているだけのものや、
楕円形のものもあります。
そして、足に付けて鳴らすタンバリンもあります。
大道芸人さんなどが使われるのだと思います。
タンバリン奏者という方ももちろんいますが
日本人で有名なのはタンバリン芸人のゴンゾーさんです。
実際にやってみるととても難しいタンバリン。是非一度やってみて下さい。


続いては「テーブルサッカー」をご紹介しました。
人形を使ってボールをコントロールして、相手のゴールにシュートを決めて、
特典を競うゲームです。
フランスを中心に欧米ではカフェやパブではもちろん、
ホテルや学校などの公共施設でも目にすることの出来るテーブルゲームです。
eスポーツなどゲームのスポーツ化が進んでいますが、
人形をコントロールして戦略を駆使するゲーム性の高さは
スポーツとしても見られるようになり、
世界中の多くの都市で様々な大会も開かれ、
国を代表して競うワールドカップも開催されるほどになっています。
世界大会を取りまとめる国際連盟をあり、
日本でもテーブルサッカーの協会が1990年に発足し、
国際大会に向けて、テーブルサッカーのプレイヤーの育成や
テーブルサッカーの普及活動を行っています。
遊び方はテーブルに付いているバーを前後や回転をさせて、
人形でボールをコントロールして、
相手ゴールにシュートを決めます。
ホーム、アウェイと合わせて八本のバーに合わせて
22体の人形が取り付けられています。
テーブルを挟み、相手と向かい合って行います。
プレイヤーはバー4本、人形11体をあやつります。
対戦方法は1対1のシングルマッチや2対2のダブルスなどがあります。
基本のルールはサッカーと一緒で相手サイドのゴールにより多く、
シュートを決めた人の勝ちです。
このテーブルサッカーの誕生には諸説ありますが、
イギリスで1800年代後半に始まったという説が有力だそうです。
元々はスポーツ選手のリハビリや気分転換の為などに発明された説があります。
当初はヨーロッパを中心に広がりましたが第二次世界大戦の時にドイツに
駐留していたアメリカ兵士が国に持ち帰り、普及したと言われています。
その後、1970年代に賞金総額100万ドルを懸けた大会が開催されるようになり、
急速にアメリカ全土に普及しました。
現在では毎年世のトッププレイヤーを決めるワールチャンピオンシップや、
4年に1度国を代表して競うワールドカップを開催されています。

来週の北千里アワーはお休みです。
それでは僕とは2週間後にお会いしましょう!
藤木智章でした!!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア