4回目の放送、お聴きいただきまして
ありがとうございました!
今日は「缶ジュース発売記念日」。
缶ジュースを飲むのにプルタブを取り外す
・・・なんてことは今ではなくなりましたが、
それ以前は、専用の缶切りが付いていたそうです 😯
しかも、穴を対面に一つずつ空けないと飲めないようになっていたとか。
缶ビールが発売された当初もそのような形だったが
いつしかプルトップ式になったなぁ、とオンジさん。
スチール缶からアルミ缶。
缶切り、プルタップ、ステイオンタブ。
先人たちの苦闘があって、便利な時代になったんですね。
【アクターズ・ファイル】 第4回 志村喬
今回は名脇役・志村喬さんをピックアップ!
学生時代に、アマチュア劇団を幹部として結成。
職業俳優として舞台に立ち、サイレント映画で映画デビュー。
デビュー当初は、セリフのない役ばかりだった志村さんですが
伊丹万作監督の第1回トーキー作品で初めてセリフのある役を獲得。
前回の『西園寺章雄のオンジーYOU』内の「名作劇場」のコーナーで放送していました
『赤西蠣太』で、朴訥とした侍・角又鱈之進を演じたことから、
芸達者な脇役として周知されるようになりました。
1943年、黒澤明第1回監督作品『姿三四郎』で柔術師範を演じて以来
『わが青春に悔いはなし』、『羅生門』、『七人の侍』など、
黒澤作品に欠かせない存在をして、三船敏郎を上回る、21作品に出演されました。
(三船敏郎は16作品)
1952年、映画『生きる』のクランクイン間近に盲腸の手術で体重も落ち、
やつれた志村さんに、黒澤監督は、その“やつれ”を維持するよう求め、
頬骨がはっきり見えるところまで痩せた状態で、
がんに冒され、残り少ない命を公園建設で奔走する名も無き公務員役をみごと演じ切り、
その迫真の演技は、「世界一の名優」としてNYタイムズで絶賛されたそうです。
向田邦子さんの作品にも多く出演され、
向田さんが飛行機事故で亡くなった際には
「これでもう、テレビの仕事はこないな」と語り、
その言葉通り、向田脚本ドラマ『続あ・うん』が最後の演技となりました。
生涯出演した本数は443本。
稀代の名優・志村喬さんを今日はピックアップしました。
【名作朗読劇場】
泉鏡花・作 「夜叉ヶ池」 第3話
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『章雄と暢子の夢舞台』
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