今週もお聞き頂きありがとうございました。
沖縄は那覇バスターミナルがリニューアルしたり、
牧志公設市場の移転が決まったりと、
どんどん新しいものが増えています。
沖縄都市モノレール「ゆいレール」は２０１８年に
開業１５周年を迎えました。
１６年目の新たなスタートとなる今年１月１日から
冬用制服がリニューアル。
これまでのブルーの制服から大きく変わりました。
昨年の夏まで着られていた夏服も鮮やかなブルーです。
よく見ると、三線がモチーフになっているのがわかります。
今年から夏服はどんなふうになるのでしょうか。
その他、かわいいゆいレールグッズもあります。
これ以外にも、クリアファイル、こども用Ｔシャツ、マスキングテープなど
いろいろあります。詳しくはゆいレールのホームページでチェックして下さい。
今週も先月に引き続き、ヴォーカル、三線のチアキさんと、
パーカッション、ドラム、三線のカンナリさんからなるユニット
「しゃかり」の楽曲をお届けしました。
今週は１９９９年にリリースされたファーストアルバム「言葉のかわりに」から、
「言葉のかわりに」と「心の声」を聞いて頂きました。
毎月第２週は、 毎週日曜日、琉球新報に掲載されている
作曲家・普久原恒勇さんのエッセー「ぼくの目ざわり耳ざわり」を
パーソナリティーの右見さんの朗読で紹介しています。
今週は第７８話「夢」です。
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人はいろいろな夢を見ます。
精神科医のフロイトは「夢とは抑圧されていた願望を充足させる働きをもつ」、
ユングは「夢は無意識からのメッセージであり、それまで“知らなかった私”を
知らせてくれるのが夢」と言っていますが、琉歌では夢は「想いを伝える手段」です。
「面影のたたは 沙汰ゆそんともれ 夢しげく見らは 泣ちょんともれ」
（もしも、チラと私の事を思い出したときは、私があなたのことを考えている時です。
私がもし、あなたの夢に現れたら、私が泣いている時です）という歌があります。
フロイトやユングの言葉は少しややこしいですが、これはわかりやすいですね。
昨年末、「放浪の画家」として人気の山下清（1922～71）が描いた
ペン画「那覇の墓」が見つかりました。
守礼の門や踊りを描いた絵もあります。
１９６０年に沖縄に１０日間ほど滞在しているので、
その時に描かれたものだと考えられています。
写真はその時のものです。
続いては、沖縄の今面白い芸人さんを紹介します。
〈せやろがいおじさん〉
正体は沖縄で活躍するコンビ・リップサービスの榎森耕助さん。
You Tubeに「ワラしがみ」というチャンネル名で
時事問題を扱った動画を配信しています。
映像はドローンで撮影されていて、
沖縄のきれいな景色を見る事もできます。
〈ありんくりん〉
ひがりゅうたさんとクリスさんによるコンビ。
ありんくりんというのは、沖縄の言葉で「あれもこれも」という意味です。
パーソナリティーの右見さんも沖縄で見て、
涙が出るほど笑ってきたそうです。
インターネットで検索すると動画も出て来ます。
ぜひ、調べてみてください。
度々報道されている名護市辺野古への
県内移設の賛否を問う県民投票。
県は全市町村での実施を予定していますが、
５市が実施を拒否していて、有権者の３割が投票できない
という事態になっています。
玉城デニー沖縄県知事も沖縄市民のため、
投票することができません。
県民投票は2月24日に行われることが決まっています。
果たしてどうなるでしょうか。
先日、千里中央のスーパーに宮崎県産の金柑「たまたま」が
販売されていました。１月１５日が初出荷だったそうです。
日本の金柑の７５％を宮崎県が生産していて、３月上旬まで出回ります。
かんきつ類に含まれている成分の１つがテルペン。
リラックスをさせる働きや血圧を下げる働きがあります。
普久原恒勇さんのエッセイにも「テルペン」について書かれた回がありました。
ｖ
テルペンは皮に多く含まれていると言われています。
皮ごと食べる金柑は、まさに食べるテルペンです。
リラックスしたい方、スーパーで見かけたら試してみてはいかがでしょうか。
〈今週の曲〉
Ｍ１ 言葉のかわりに ／ しゃかり アルバム「言葉の変わりに」より
Ｍ２ 心の声 ／ しゃかり アルバム「言葉の変わりに」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい！！
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E-mail ：nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00～14:30放送中！
