皆さん、こんにちは〜
ごきげん千里837 木曜日担当の椢原佳子(くにはらけいこ)です。
今週も聴いていただきありがとうございます♪
今週は、11月30日に豊中市医療保健センターでの講座に
参加してきたお話をさせていただきました。
『人生100年時代の食生活』というタイトルで大阪青山大学講師で、
管理栄養士の池上先生が話をしてくださいました。
現在の平均寿命・・平成29年のデータは、男性81・1歳、女性は87・3歳・・
この数字は、男女ともに明治後期の約2倍になっています。
明治後期は、男女ともに40歳台が平均寿命だったなんて、驚きですね。
そして終戦直後でも、男性50・1歳、女性は54・0歳、
このころからすでに女性の方が長生きでした。
寿命の延びた理由としては、この、終戦直後の結核対策、
そして急性感染対策と予防接種。
そして大きかったのが、昭和36年実施の。
みんなが安心して高い水準の医療を受けられるようになったこと・・
そして乳児死亡率のなどの改善・・こちらも平均寿命が伸びた要因。
生まれた赤ちゃんの死亡率が減ったことですね。
そのほか、栄養状態の改善や、国民健康づくり運動の推進などがあげられます。
こうして人生100年時代といわれるようになってきましたが、
人生100年時代・・これからの課題は、健康寿命を伸ばしていくこと。
そのためのキーワードは、『フレイル』
(筋力などの身体機能が低下し、心身ともに弱ってきた状態。)
介護を受けなければならない状況・・そうならず、自分で自立して活き活き100年、
人生を過ごすためにはフレイル予防、3つの柱は、『栄養』『運動』
『社会参加』だそうです。一日3食食べること。60歳を過ぎたら、
体重を減らないように維持すること。
痩せてはいけない,体重が減るのは筋力が落ちている。
栄養素密度を高める、」とくにたんぱく質が重要です。
そして、運動の分野ではとにかくおうちにこもらず週に一度は
必ず外出してください、そしてご近所の井戸端会議でもいいので社会参加をしましょう。
おすすめは、サークルとか、何かグループ活動に参加すること!だそうです。
食生活の面では、肉、魚、大豆製品、牛乳、果物、緑黄色野菜、いも類、
海藻類、油類・・これらを毎日できるだけバランスよく摂りましょう・・との事。
今日は豊中市医療保健センターの講演会、
人生100年時代の食生活の話題をお届けしました~