ぼらぼ~ら!
毎月第1週はばんちゃんが全力取材してお送りしています☆
今週は『大阪市立大学理学部付属植物園』へ行ってきました~(^^)/
10年前に一度取材で訪れ、すっかり惚れ込んだばんちゃんの
オススメの植物園です。ここは森林型植物園であり、研究機関でもあります。
環境省からの認定を受け、絶滅危惧種の保存活動にも取り組んでいます。
まずは、西日本の絶滅危惧種を集めているゾーンからスタートです㏄= ㏄=┌( ・_・)┘
絶滅危惧種ゾーンのちょうど真裏には、この園で一番大きいクスノキがあります!
創設当初に、近隣の村から牛が引っ張ってきたというクスノキ。
なぜか牛がこの場所から進まなくなり、今の場所に植えられたそうです。
続いては、日本産樹木見本園。通称『ジブリの森』です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
どの木も高くて、木陰も木の葉の音もとっても気持ちいい空間です。
ジブリの森を通り抜け、向かったのは取材時にピークを少し過ぎたくらいの
かえで山。ここではたくさんの方がカメラで撮影されてましたよ(v^ー°)
ばんちゃんが楓と紅葉の違いを聞くと、「葉の切れ込みが深い方がもみじ。
楓の語源は蛙の手なので、切れ込みが浅いんですよ」と教えてくださいました(・0・。)
上だけでなく、地面も真っ赤(。-∀-)
昨年の台風21号では大きな被害が出て、一時休園を余儀なくされました。
現在も敷地の半分は整備ができていません。が、その被害の一部も公開し
皆さんに自然災害の凄さを実感してもらおうと、なぎ倒されたユリノキの根っこを展示。
倒木したセコイヤの木の一部と根っこも展示しています。
日本産の樹木を集め、11の森林を作ったこの植物園では
街路樹などでよく見かける木ものびのびと育っています。葉っぱを使った
朴葉焼きでお馴染みのホオノキや・・・
とち餅でお馴染みのトチノキもあります。
植物の植え方にも工夫があり、地下茎がものすごく伸びてしまう竹関係は
ひとつひとつこんもりと土を盛り上げ、根や地下茎が伸びすぎる事を防いでいます。
凛としてかっこいい竹ですが、「家の庭で育てると大変な事になりますよ」と・・・( ̄▽ ̄;)
さてさて、取材も中盤。ハイライトは紅葉のピークを迎えていた「メタセコイヤ」です!!
40mを越す木々は圧巻ですヾ(。>﹏<。)ノ゙
メタセコイヤの中でも特別な1本がこちら。
昭和16年、三木先生により化石が発見されたメタセコイヤはその後、
中国で現存していることがわかり、その後アメリカの調査隊が種を採取。
昭和24年に1本の苗木が昭和天皇に寄贈されました。
その翌年、保存会が発足しアメリカから100本の苗木が贈られます。
その時の記念すべき1本がこの植物園にあるこの木で、秋篠宮殿下も視察されました。
記念の1本には、シリアルナンバー「1」がついています。
メタセコイヤの隣には、セコイヤが並びます。このエリアはとにかく上を見上げれば
「植物の生命力」を感じられます。
メタセコイヤゾーンの近くにはメキシコの「アオノリュウゼツラン」があります。
1度花が咲いたら枯れてしまう1回繁殖型で、花が咲くまでなんと50年程かかります。
最後は桜山へ・・・。
35品種、約180本が植えられている桜山ですが、実は監修をされた櫻守の
笹部先生が「ソメイヨシノが好きではない」という理由からこのエリアには
ソメイヨシノは植えられていません。ですが、しだれ桜の江戸彼岸などの立派な
幹を見ると、春の絶景を期待せずにはいられませんでした( *• ̀ω•́ )b
こちらは最後に見た冬桜。
年に数度花を咲かせるので、花の数は少な目ですが・・・
この可憐な姿!!しっかり心を掴まれました(*´∀`*)ノ。+゜*。
大阪市大理学部付属植物園は、京阪「私市」駅から歩いて10分ほど。
園内は坂道も多いので、ハイキング用のスニーカーなど歩きやすい靴で
お出かけください☆休館日は毎週月曜日です。
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【飛び出せ!のこりん隊!!】
阿部由果 ・ 農業祭
『馬場章夫のぼらぼら千里』
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