番組への
メッセージ

2019年2月13日(水)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

今週もお付き合いありがとうございました。
ごきげん千里837、水曜日担当の林優子です。

今週は、豊中市立市民ギャラリーで開催の
蓄音機展』のお話をお届けしました。
この蓄音機展、蓄音機を初めて聴く、と言う方でも蓄音機の音が
大好きで、と言う方でも楽しめる内容の濃いイベントとなっていました。
なにより、演奏を届けて下さる先生の熱量がすごいんです!
どんどん蓄音機の世界に引き込まれて行くのが自分でも分かりました。

会場には10台以上もの色々なサイズ、タイプの蓄音機が展示されていて
その蓄音機から流れる音楽を楽しませて下さる演奏会は
その中の1台の音、ではなくそれぞれの蓄音機からの
生の音を楽しませて下さいます。

ラッパのようにせり出した「ホーン」の素材が違うだけでも
音の柔らかさが違いますし、音を出すのには欠かせない針の
素材ひとつとってもまた音の柔らかさに違いが感じられます。
特徴的だったホーンが写真にもある木で出来たものと、紙で作られたもの。
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針はやはり、竹やサボテンの針を使ったもの、でしょうか。
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蓄音機のレコードはSPレコードと言って、ビニールを素材にした
LPレコードとは違い、素材そのものに鉱物が使われているので
針が鉄でも傷は付きません。
それどころか、針自体が消耗品なので「使用回数〇回」、と
書かれていたそうです。オドロキ!!
蓄音機の音はCDやスマホから流れる音楽と違って決して
クリアではないのですが、針を落としたその瞬間から目の前の空気や
景色を当時の世界にタイムスリップさせてくれる様な魅力を感じます。

そんな中、主催された福永さんが見せて下さったのが
「大人が本気になって作ったコップホーン」
この日参加したボーイスカウトの皆さんが上手に画鋲とプラコップで
作っていたそうで、大人も負けてられない!と作ったものがコレなんだそうです。
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勿論、この手作りホーンでも音を楽しむことが出来るの
で蓄音機の魅力は深まるばかり。因みに、LPレコードで
同じことをしたら傷がついてしまって怒られますので
マネしないでくださいね★

とにかく盛りだくさんの音楽とお話をお伺い出来た蓄音機展。
一度きりのイベントではなく定期的に開催して欲しいな、と
思うほど林はどっぷりと蓄音機の世界にハマってしまいました。
参加されたと言う方の感想も聞かせて頂きたいところです^^

そして!千里de川柳
今月のテーマは「」で皆さんからの作品を募集しています。
残り後2週!皆さんの選りすぐりの逸品をお待ちしています。

それではまた来週もお付き合いをよろしくお願いします。

『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)水曜日』
林 優子