今週もお聞き頂きありがとうございました。
大阪は暖かくなったというにはまだ早いような気がしますが、
石垣島では２１日、３月の最高気温としては観測史上最高となる
28.9度を観測しました。３月なのに夏日です。
来週は天気も悪く、少し気温も下がるようですが、
この暖かさによって、花の開花も例年より早くなっています。
沖縄タイムスに掲載されていたものを日付順にご紹介していきます。
３月１４日には、那覇市古波蔵で咲いている
デイゴの花が掲載されていました。
また、３月１８日には、那覇市楚辺にある
アカバナハカマノキが掲載されていました。
この花は英名をホンコンオーキッドツリー（バウヒニア）と言い、
香港の市花です。
香港の旗にも描かれています。
そのほか、硬貨のデザインにも採用されています。
写真は５０セントと１０ドルです。
沖縄の植物の話の続きですが、
３月２１日には名護市のテッポウユリが
掲載されていました。
デッポウユリと言えば、５月に伊江島で行われる「伊江島ゆり祭り」。
それを考えると、この時期の開花は早いですね。
同じく３月２１日には沖縄市東南植物楽園の
ヒスイカズラが掲載されていました。
例年だと４月に開花します。
パーソナリティーの右見さんが３月上旬に沖縄へ行った時にも
見たので、それを考えるといかに今年が暖かいかがわかります。
２３日には那覇市奥武山公園のカエンボクが掲載されていました。
フラワーアイランドと言われるように、
沖縄にはいろとりどりのきれいな花が町中でたくさん咲いています。
花を眺めながらの街歩きもおすすめです。
今週は琉球古典音楽奏者の仲嶺良盛さんと
Diners Cafe ALOHA Spritのオーナー
仲田朋美さんにお越し頂きました。
仲嶺さんは那覇市ご出身の２４歳。
ご家族の影響で小さい頃から沖縄の伝統芸能に触れていました。
沖縄県立芸術大学に在学中の２０歳の時、人間国宝の方に指導してもらえる
機会があり、たくさんある伝統芸能の中から、組踊の道に進むことを
決められたそうです。
組踊は能と狂言の影響を受けて、琉球王国で創作された歌舞劇です。
音楽・舞踊・台詞で構成されますが、心を表すような大事な場面では
台詞は挟まず、歌と三線で表現されるのが特徴です。
仲嶺さんは敷居が高いと思われがちな組踊をたくさんの人に
広めていくために、演技はなしで台詞を唱えて歌三線を演奏する
一人語り組踊という活動をされています。
今日は１７１９年に初演された執心鐘入（しゅうしんかねいり）という作品の中から
２つの場面を披露して頂きました。
スタジオ前を通る方々も足を止めて聞いておられました。
仲盛さんは２３日（土）・２５日（月）の２日間、
豊中市服部本町にあるDiners Cafe ALOHA Spritで
特別演奏会を行います。
ALOHA Spritでは、５年前からアロハ寄席というイベント行っています。
以前に、沖縄のアーティストが来られた時に
沖縄でもアロハ寄席をしませんか？という提案があり、
アロハ寄席in沖縄を行うことになり、３回目の時に
仲盛さんが出演されたのが縁で、今回の演奏会に繋がったそうです。
仲田さんは、仲嶺さんの組踊への熱い思いを聞いて、
ぜひ沖縄以外にも人にも聞いて欲しいと思い、企画されたそうです。
２５日（月）の演奏会は午後８時スタートです。
Diners Cafe ALOHA Spritは、阪急服部天神から徒歩すぐです。
大阪で仲嶺さんの演奏が聞ける貴重な機会です。
どうぞ、お出かけ下さい。
仲嶺さん、仲田さん、今日はありがとうございました。
４月１３日（土）・１４日（日）にアリーナ舞洲で
琉球ゴールデンキングスと大阪エヴェッサの試合が行われます。
イベントの１つとして、沖縄と大阪のグルメ対決もあり、
琉球軍アリーナグルメにALOHA Spiritも出店されます！
スペアリブを販売されるそうです。
観戦に行かれる方は、グルメもチェックしてみて下さい。
〈今週の曲〉
Ｍ１ 万国津梁の詩 ／ 永井龍雲 アルバム「沖縄物語」より
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい！！
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『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00～14:30放送中！
