番組への
メッセージ

2019年3月7日(木) 北千里アワー

こんにちは!
北千里アワー木曜日を担当しています、高山香純です!

今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」のコーナーは、
文学部2年生清武燈さんにお越しいただきました!

kitasenri0308.JPG


今回清武さんは阪急南千里駅からすぐの、
木下名酒店へ取材してきてくれました。

木下名酒店の社長、木下靖雄さんは、「吹田のゾウ」という日本酒をはじめ、
「大阪の太陽」というワイン、「北大阪の星」というクラフトビールなど
オリジナルのお酒の製造・販売を行っています。

そして、新しい日本酒の製造を始めました。
今回は、大阪府交野市の「山野酒造株式会社」、
同じく交野市の「大門酒造株式会社」の2つの酒蔵で日本酒作りを行っています。
それぞれの酒蔵の特徴を生かした地酒が完成するんだそうです。

まず山野酒造で作られておるのが「大阪の光里(ひかり) 純米吟醸 生」。
火入れ殺菌していない生タイプのため、フレッシュでフルーティーな味になっています。
そして光里(ひかり)という名前の由来についてです。
山野酒造のある交野市は七夕伝説の故郷と言われていて、
天野川が流れ星がつく地名がたくさんあります。
一方、木下名酒店のある吹田市は水がキレイで蛍がみられます。
お店から近くの、南千里駅から徒歩10分程の高町池にも天然の蛍が生息しています。
この交野市と吹田市の共通の特徴である「光」をお酒の名前に入れたというわけです。
また、南千里には新築マンションの建設により多くの人が移住してきています。
その人たちにも大阪の光里をきっかけに吹田市や交野市を
古里のように思えるきっかけになればと木下さんはお話してくれたそうです。

続いて大門酒造。
こちらは清武さんが取材した今年2月1日時点では製造中だったとのこと。
大阪の光里が辛口なのに対し、中口でフルーティーさもありつつ
甘すぎず辛すぎないお酒を目指しているんだそうです。

ではこのような新しいお酒を作ろうとした理由はなんだったのでしょうか。
木下さんはもともと、「大阪の酒づくりを知ってもらいたい!」という思いで
オリジナル地酒の製造を行っていました。
今年はG20のサミット首脳会議、
2025年には万博の開催と世界中の人々が大阪に集まる今、
大阪で販売する大阪土産を作りたい!と新しいお酒づくりを始めました。
大阪土産といえば色々ありますが、
大阪のものを使ったお土産というのはあまりありません。
大阪の蔵で作りラベルのデザインは池田市の事務所の方が担当、
と大阪産にこだわっています。

木下さんの「地元愛」を強く感じられるお話ですね。
木下名酒店では自然派というところにもこだわりがあったり、
店内にバーコーナーがあって試飲や飲み比べなどもすることができます。
もともと日本酒好きだという清武さん、試飲させてもらったり、
日本酒の基礎知識なども聞かせてもらったりしたそうで、楽しい取材だったようです!

清武さんありがとうございました!

それでは、今回はこの辺で。
高山香純でした!!



『北千里アワー』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア