こんにちは！
北千里アワー月曜日を担当しています、高山香純です！
万博記念公園の大阪日本民芸館で開催中の
「自然布-草木で織りなす-」行ってきました！
民芸という言葉、聞いたことがある方は多いかと思いますが、
これは庶民の間で使われているもの大量生産されているものを指す造語です。
大阪日本民芸館ではこのような民芸品の展示を春期、秋期と
年二回に分けて行っています。
今回は春期特別展で、私たちにも身近な「布」、
その中でも自然の素材で作られた「自然布」の展示でした。
主な材料は、麻類の他、北海道のオヒョウや
沖縄の芭蕉、あるいは藤、葛、榀などです。
出来上がった布だけでなくその前の糸、
更にその前の剥いだ樹皮なども展示されていたり、
自然布で作られた衣服も展示されています。
また、材料から布になるまでの工程も分かりやすく説明されています。
展示の後半では、この工程のビデオも放映されていました。
樹皮を剥ぐなど力仕事でありながら古くから女性のものであったこれらの仕事。
ビデオでは険しい山の斜面をよじ登りながら
材料となるゼンマイ(冠毛を使う)を採る様子などが紹介されていました。
7月15日まで、10時から17時まで公開されています。(水曜定休)
普段は化学繊維の洋服を着る機会が多いかと思います。
私たちの服、布、糸の原点を見ることができます。気になる方は是非！
それでは、今回はこの辺で。
高山香純でした！！
『北千里アワー 月曜日』
毎週月曜日～木曜日午後４時～６時オンエア
