皆さん、こんにちは。
ごきげん千里837月曜日担当の牧瀬ひろこです。
7月になりました。もう下半期?と、私はとても早く
感じていますが皆さんはいかがでしょうか?
今週は、とよなか市民環境会議総会記念講演会
未来のために知っておきたい海とプラスチックの話 に
行ってきた話題をお届けしました。
講師は、大阪商業大学公共学部准教授 原田禎夫先生で、
世界的な問題となっている海のプラスチック汚染の現状や、
国内外の最新の対策、そして私たちに
どんなことができるのかといった話をしてくださいました。
先日のG20でも主な議題のひとつとなっていた海洋プラスチックごみ対策ですが、
海の現状は、想像以上に深刻でした。
このままでいくと2050年には海の中に魚よりプラスチックのほうが多くなるかも?
さらに2060年には、海の生き物が全滅してしまうかも?
危険だとは聞いていましたが、おそろしい話です。
日本は環境問題に関して先進国のひとつであると
私は思っていたのですが大間違い。それは20年前の話で、
諸外国の取り組みを聞くといかに日本が後れているのかわかります。
例えばケニアでは、2017年8月より、使い捨てのプラスチックバッグを
使ったら最長で禁固4年、あるいは最大で400万円ほどの
罰金刑がかせられるんだそうです。
原田先生のお話はとてもわかりやすく、随所で笑わせてくれるので
1時間はあっという間でした。ただ、会場内、笑っていた瞬間でさえも
このままではだめだ・・何かしなくては・・と
だいぶ危機感と緊張感は漂っていたように思います。
お話の最後に、詰め替えのシャンプー・リンスの容器などを紹介しながら
原田先生は、ちょっと前の暮らしの中にヒントがある、とおっしゃっていました。
それを聞いて私が思い出したのは、子供の頃、お鍋を持って
近所のお豆腐屋さんに豆腐や油揚げを買いに行っていたこと。
そんな懐かしい思い出の光景に、確かにこれからの安全な未来への
ヒントが隠されているように思います。どんどん変化し便利になっていく
私達の暮らしですが、たまには振り返って大切なものを
落としているんじゃないか、忘れているんじゃないかしっかり
確認することも必要だなと思いました。
ごきげん千里837月曜日、次回もお楽しみに♪
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
牧瀬 ひろこ