番組への
メッセージ

2019年7月15日(月)『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)』

皆さん、こんにちは。
ごきげん千里837月曜日担当の牧瀬ひろこです。

今回は、国立民族学博物館企画展 
サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年
ー「みられる私」より「みる私」に行ってきた話題をお届けしました。
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サウジアラビアの女性の装飾品や衣服、コーヒーや紅茶の道具や
客人をもてなすときのバラ水をいれる瓶など目をひかれるものが
たくさん展示されていましたが、私が一番心ひかれたのは、国立民族学博物館
名誉教授で文化人類学者の片倉もとこさんが1960年代に撮った写真の数々。
私は以前、バーレーン王国にいったときに、サウジアラビアがみえる場所まで
行きましたが、入国は叶いませんでした。すぐ近くまで来ているのに観光で
入国することのできなかった私の思い出の中ではとても遠い国。

その地で片倉さんが生活し、現地の女性たちと交流していた貴重な記録写真。
展示会場では片倉さんが2006年に受けたインタビュー動画が
流れているのですが、ご主人のサウジアラビア勤務が決まったとき、周りの反応は
芳しくなかったようなのですが、片倉さんは、サウジアラビアって
聞いてわーいって言ったの。とおっしゃっていました。そのときのことを語る
片倉さんの声も表情も本当にチャーミングで心からサウジアラビアに
いくことを楽しみにしていたことが伝わってきました。
そんな片倉さんだからこそ、現地の女性たちに温かく迎えられ、受け入れられ、
溶け込んでいけたのでしょう。片倉さんでなければ、引き出せなかったであろう
被写体の女性たちの仕草や、ベールからみつめる目から伝わってくる
茶目っ気たっぷりの表情。必見です。

そして番組の最後にご紹介しました 夏休み子供劇場 
劇団しようよのスーホの白い馬。
千里市民センター大ホールで8月6日火曜日の午後0時30分からと
午後3時からの2回、上演されます。
対象は、中学生以下と保護者の方。
応募者が多数の場合は、吹田市在住・在勤・在学の方優先で
抽選となっていますので、吹田市にお住まいの方はもちろん、豊中市に
お住まいの方もご興味があればぜひ応募してみてくださいね。
締め切りは今週金曜日、19日となっています。
応募方法など詳しくは吹田市報7月号、吹田市HP、
劇団しようよのHPをご覧ください。

ごきげん千里837月曜日、次回もお楽しみに♪

『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)月曜日』
牧瀬 ひろこ