ぼらぼ~ら!!
毎月第1週は、ばんちゃんが全力取材でお届けする
『取材ぼらぼら』をお送りしています☆
今回、向かったのはJR塚本駅から歩いて16分の江崎記念館。
グリコ創業者の江崎利一さんの功績や生涯、グリコ製品のあれこれなど
グリコの隅から隅までを知ることができる記念館です。
てくてく(この方向で本当にあっているか不安に思いつつ)歩くこと16分、
グリコの看板が目印です(^^)/
薬やに生まれた江崎利一は、父親の借金の影響もあり貧しい子供時代を過ごします。
教科書を買うお金がないので、友人から借り書き写して使っていました。
実際に利一が書き写したのがこちら、几帳面できれいな文字が並びます。
成績は常にトップで、寺子屋で商売の精神を学び、代書屋をしながら
実家の薬屋の仕事だけでなく、葡萄酒の販売など商売人としての才覚を現します。
彼の運命を変えたのは、牡蠣小屋で大量の牡蠣をゆでた後、捨てられていた煮汁。
牡蠣から出るグリコーゲンという成分が健康にいいことを知っていた利一は
「きっと煮汁にもグリコーゲンがたくさん含まれているのでは」と、捨てられていた煮汁を
分けてもらい、煮詰めたものを九州大学で分析してもらうのです。
結果は、利一の読み通り多くのグリコーゲンが含まれていました。
その際の分析証明書の実物も展示されています。
利一は、そのグリコーゲンと当時人気のあったキャラメルを組み合わせ
「栄養菓子」として販売することを決めます。特にこだわったのは「ハート型」。
当時はキャラメルを成形する技術はなく、大阪に来て苦労しながら生み出しました。
こちらはハート型の成形機。
変形するほど何度も試作を作る際に使われた木べらは社宝として展示されています。
薬のイメージが強く食品ではあまり使われたなかった赤色の箱、
近所の八坂神社で子供がかけっこしている姿にヒントを得たゴールインマーク、
カロリー計算をして考えられたキャッチコピーの「1粒で300m」と
隅々までこだわりが詰まって完成した『グリコ』 ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
初代のゴールインマークはこちら。
初代のマークは、女子学生から「幽霊みたいで怖い」との意見を受け
試行錯誤をして2代目が誕生します。この時、参考にしたのが極東オリンピックに
出場していたフィリピンのカタロン選手やパリオリンピックに出場していた谷選手など・・・。
みんな笑顔でゴールインしている姿を見て、グリコのマークも笑顔に変更されました!
試行錯誤中には、採用されませんでしたが女性や子供のデザインもあったそうw(゚o゚*)w
さて、今回の取材の中でばんちゃんが非常に興味津々だったのがこちら!
「グリコの自動販売機」☆10銭入れると、5秒ほどの映像と音楽が流れ
グリコと2銭のおつりが返ってくるというもの。
家にTVのない時代、この自販機がどれだけ子供たちの心を掴んだことでしょう。
行列ができる大人気の自販機は、100台のみ東京の百貨店や駅に設置されました。
さて、ここからは「グリコといえば道頓堀のかんばん!」という事で
歴代のグリコ看板のミニチュアをどーーんと一挙にご紹介しましょう!
注目は、グリコだけでなく周りの看板も当時のものをリアルに再現してある所です。
(初代)
(2代目)
(3代目)
(4代目)
(5代目)
自分の好きなグリコ看板と合成写真を撮影することができるスポットもあるんです!
館内見学の締めくくりは、みんなが遊んだグリコのおもちゃが4000点(o^∇^o)ノ
このほか、番組では時間の関係で紹介できなかったものもたくさんあります。
江崎利一さんのコレクションやゆかりの品々、懐かしいCM映像や商品など
いろんな角度からグリコを楽しめる「江崎記念館」、
最後の締めくくりは記念撮影スポットで☆
(ばんちゃんが手に持っているのはビッグサイズのグリコクッションです)
ばんちゃんのこの笑顔でどれだけ楽しい取材だったか伝わるかと・・・(。-∀-)
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【飛び出せ!のこりん隊!!】
すてっぷライブラリーまつり2019
今日は、ステッブライブラリー祭りに行って来ました。
8月みたいにとっても暑かったけど、とっても楽しかったです。
このイベントでは、リサイクルの本を来てくれた人に5冊まで
プレゼントしていたので、大人も子ども達もみんな喜んでいました。
ペットボトルのふたや紙皿でカスタネットを作ったり、
和紙を使ってブックカバーを作ったりと、みんなとっても楽しそうでした。
私ももっと上手に伝えられるようにがんばります。
『馬場章夫のぼらぼら千里』
(提供:MC企画付属タレント養成所SAT)
毎週土曜日10:00~正午まで放送中!