皆さま、こんにちは!
「寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず」アシスタントの道越裕海(みちごえゆう)です。
今日は、毎月第一金曜日「体のことは千里に聞こう」です。
スタジオには、阪急南千里駅すぐ済生会千里病院より
循環器内科主任部長の廣岡慶治先生にお越しいただきました。
今回のテーマは「狭心症の風船治療・ステント治療」についてです。
リスナーの皆様からの質問もたくさん頂きました。メッセージありがとうございます。
ご質問と共に狭心症について廣岡先生にお話を聞かせていただきました。
まず”心臓”とは…全身に栄養の詰まった血液を送り出す筋肉の塊。
車で例えるとエンジンの役割です。
心臓の病気はいくつかありますが…心臓の筋肉に栄養を送る血管の病気。
これが狭心症や心筋梗塞になります。血管が細くなったり、つまったりする事が原因です。
先ほど同様車で例えると、エンジンにガソリンを供給する
ホースによるゴミが溜まり流れが悪くなるといった状態です。
では、狭心症にはどのような症状があるのか…
典型的には、動いた時に胸に圧迫感が生じるそうです。時には奥歯がしみたり、
左腕がしびれる場合もあります。検査でも、負荷をかけて行わなければ
なかなか分かりにくいものだそうです。
ですので、普段の生活の中で10分ほど歩く事は普通だったのに、
5分ほどでしんどいなっと感じる事などあれば要注意です。
次にどのように診断するのか…安定時心電図・運動負荷心電図・心臓超音波検査・
心筋シンチグラム(アイソトープ)・造影CT検査・心臓カテーテル検査などがあります。
気になる治療法は…飲み薬・風船治療・ステント治療・バイパス手術があります。
風船治療とは、血管をトンネルに例えるとトンネルにつまってあるゴミを
避けて通り道を作ってあげる方法です。
ステント治療とは、風船治療の例えて説明すると避けたゴミが崩れて
落ちて来ないように、ネットで押さえてあげる方法です。
バイパス手術は、胸を開き、新しい道を作る方法となります。
そもそも、なぜこのような症状が起こってしまうかというと、
動脈硬化が原因になります。その動脈硬化とは、加齢、高血圧、糖尿病、
高コレステロール血症、タバコなどが原因です。
原因をたどっていくと、どれだけちゃんと体のことを気にして
生活をしていくのかという事が重要ですね。
次回の「体のことは千里に聞こう」は、11月6日
「ペースメーカーとはなんですか」というテーマで
廣岡慶治先生にお話しいただきます。
皆様からの質問をお待ちしております。
質問の〆切は10月30日(金)までとさせていただきます。
どんな事でも結構です。気になることをこの機会に
ぜひご質問ください!
専門の先生に直接質問できるチャンスです。
道越裕海のtalk to youは
「道越裕海ライブ」の告知をさせていただきました。
やっと、ライブの再開です。
10名様限定ライブを2日間行います。
※チケット完売致しました。
ありがとうございます。
定期ライブとして開催出来るように、感染予防対策を
しっかりしながら活動していきます。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
番組では、皆様からのメッセージもお待ちしております!
寺谷さんに聞いてみたい事。教えてもらいたい事など番組へぜひメッセージくださいね!
寺谷一紀さんのホームページ
http://www.terataniichiki.com
番組では、メッセージやリクエストもお待ちしています!
FAX:06-6832-8370
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『寺谷一紀の千里の道は世界へ通ず』
毎週金曜日15:00~放送中!