番組への
メッセージ

2020年1月30日(木) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!
北千里アワー木曜日の山田菜々海です。
コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大していますね。
こういう時期だからこそしっかり休んで体調を整えてお過ごしください。
対策の仕方は基本的にインフルエンザと同じように、
手洗い・うがい・アルコール消毒・マスクの着用などだそうです。
自分だけは大丈夫と思わずに、
ひとりひとりがしっかりと注意をして感染拡大を防ぎましょう。

今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」には、
深井麗雄先生にお越しいただきました。

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今週は、前回・前々回に引き続き関西大学の学生さんが開催した
ビジネスコンテストについてお伺いしました。
このビジネスコンテストの少し珍しいところは、
理系の学生さんが開発した新技術を
文系の学生さんが商品アイデアを出すというところです。
今日はそのビジネスコンテストで
実際に提案された案をいくつかご紹介いただきました。
みなさんは、摩擦発電というと何が思い浮かびますか?
冬場は特に摩擦熱を感じやすいですよね。
ウールの服を着ていたり、ドアノブなどに触れた時にバチッとなったりします。
世の中にはこの摩擦が至る所で起きていて、
それを上手いこと発電に使えないかというアイデアがありました。
害獣と言われる、猪や鹿による農作物への被害は
年間何百億と大変大きいんです。
この対策として、仕掛け罠に摩擦発電を使った装置が発明されました。
猪が檻型の罠にかかります。すると逃げようとした猪は、
檻の中で暴れ回ります。
その時に体が檻に擦れて、その擦れを使って発電します。
作った電力をどうするのかというと、
信号を送って人が見に行かなくても
どの罠に猪が捕まっているのかが分かるようになっています。
発信された情報はさらに提携しているお店などに届き、
捕獲された猪はジビエ料理に利用されるという無駄のないシステムです。
ほかにも様々なアイデアがあります。
例えば下着に使う繊維を発電するものにして、
そのエネルギーを微弱電流として手や足のサポーターに送るというアイデア。
実際に商品化され使われているものもあるようです。
私たちの身の回りにこういった技術を使ったものが
増えていくのがとても楽しみです。
深井先生、とても興味深いお話をありがとうございました。

木曜日の北千里アワーのお相手は山田菜々海でした。
最後までお付き合いありがとうございました。
また来週お会いしましょう!さよなら!



『北千里アワー 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア