番組への
メッセージ

2020年1月9日(木) 北千里アワー

みなさん、こんにちは!
北千里アワー木曜日山田菜々海です。
今週からしばらくは木曜日の放送も
千里ライフサイエンスセンタービルですることになりました。
わくわくどきどきします・・・!

今週の「やってんねん関大!おおさかまち探し」には、
深井麗雄先生にお越しいただきました。
今日は関西大学千里山キャンパスにある関西大学博物館をご紹介してもらいました。
私も以前取材に行ってきたことがあるんです。
博物館の建物自体も歴史を感じるような重みがあります。
館外には、高松塚古墳の内部の絵を再現した展示物も置かれています。
考古学、歴史学、民俗学、美術・工芸史学などの分野における重要文化財16点、
重要美術品12点を含む膨大資料が収集・展示されています。
常設展示と春季の企画展、公開講座なども開催されているようです。
関西大学博物館は開放されているのでどなたでもご覧になれます。
深井先生が取材された日にも、ご近所の方のような雰囲気の人もいて
メモを取ったりしながら見学していたそうです。
この博物館の面白いところの一つには本物の中に
偽物が混ざっていることが挙げられるそうです。
他の博物館でも実物とレプリカと並べられていることもありますが、
関西大学博物館ではその表記がないんだそうです。
あえてそうしているんです。
一体何のために実物とレプリカを分からないようにしているのでしょうか。
これには大学の博物館であるということが深く関わってきます。
関西大学博物館は関大生が考古学などを学ぶ時に実際に利用します。
そのため全てを記載してしまうと学生の考える機会を
奪ってしまうことにもなってしまいます。
ですので学習の機会のためにあえて詳細を記さないそうです。
大学の博物館ならではでとても面白いですね!
昔は神事に使われていた銅鐸もいくつか並んでいます。
その中には勿論、実際に使われていた銅鐸もありますし、
江戸時代の頃に誕生した贋作の銅鐸も混ざっています。
教授が学生を連れてやってきます。「どれが本物ですか」
「どこが違いますか」と質問を重ね、
学生自身に観察・考察してもらい学習することもあるようです。
歴史というものは、常に研究・再研究されています。
年代を調べたりする機器もどんどんと進化していきます。
この土器は1万1000年前に作られたと思っていたものが、
ある時やっぱり違った1万6000年前だったということも稀によくあるんだそうです。
そのためすぐに表記を変えられるように
プレートの取り外しが簡単に出来るような作りになっているという工夫もあるんです。
私自が以前取材に行った時にはお恥ずかしながら
まっったく気が付きませんでした・・・・・・。
とても知的好奇心のくすぐられる作りになっています。また改めて見学に行きたいです!
関西大学博物館の更に面白くなる見方をご紹介いただきました。
深井先生、ありがとうございました!

最後までお付き合いありがとうございました。
木曜日のお相手は山田菜々海でした。
それではまた来週お会いしましょう!さようなら!



『北千里アワー 木曜日』
毎週月曜日~木曜日午後4時~6時オンエア