皆さん、こんにちは~ごきげん千里837、
木曜日担当の椢原佳子(くにはらけいこ)です!
今週も聴いていただき、ありがとうございました!
2020年の中秋の名月は今日、10月1日(木)
秋を代表する雅な習わしのひとつが「中秋の名月」のお月見ですよね。
月見団子やススキ、萩(はぎ)・尾花(おばな)・撫子(なでしこ)・葛(くず)
・女郎花(おみなえし)・桔梗(ききょう)・藤袴(ふじばかま)などの
秋の七草をお供えし、夜空に浮かぶお月様を眺めて過ごす…。
そんな風流な習わしが「中秋の名月」のお月見です。
中秋の名月は毎年日付が決まっているわけではなく、その年によって異なります。
「中秋の名月」とは、「旧暦の8月15日」の月を指します。
日本では古くからお月見を楽しむ習慣があり、
特に平安時代に貴族の間で盛んに行われていたと言われています。
美しい月を眺めながら、お酒を酌み交わしたり楽器を奏でたりして、
宴を楽しんでいたそうです。
そして江戸時代になると、この習慣が一般庶民にも広まり、
さらに、秋の収穫に感謝するお祭りのようになっていきました。
さらに、秋の季節は空気が澄んでおり、
月が浮かぶ位置も人間が見やすいポジションを取ります。
それらの条件や昔からの風習が合わさって、
現代も中秋の名月にはお月見をする習わしが残っていると考えられるそう。
そして、お月見といえば、欠かせないのは月見団子。
月見団子は、中秋の名月にちなんで満月のような丸い形にしてお供えします。
団子は十五夜ということもあり15個用意し、それをピラミッド状に重ねていきます。
そして頂上部分に置く一番上の団子は、霊界とのかけはしになると考えられています。
またススキも、中秋の名月にはマストなお供えもの。
昔は農作物を収穫できたことに感謝して、芋や豆などもお供えしていましたが、
稲についてはまだ収穫前だったことから、
稲と似ているススキを飾るようになったと言われています。
また、ススキには魔除けの意味もあり、
災いから家族や農作物を守るために飾られていた習慣が、現代にも残っています。
「中秋の名月」という言葉はよく知られていても、
忙しい現代ではお月見を行う方は少ないかもしれません。
しかし、月見団子やススキ、秋の七草を飾って、夜空に浮かぶ月を眺めるなんて、
とても風流で素敵な習わしです。
今年の中秋の名月には、少し優雅に月見を楽しんでみてはいかがでしょうか
そして、今週も千里de川柳に作品をおくっていただき、ありがとうございます!
今月、10月のテーマは『ごはん』もう、大好き!食べ物のテーマ!
本日、10月1日が1回目!
今日も皆さんからの一句をワクワクしながら紹介させていただきました♪
今日は、月に向かってお財布をふらなきゃ☆
1回目から為になる情報を沢山送って下さり、本当に感謝です!
来週も楽しみにお待ちしています。
『ごきげん千里837!(やぁ、みんな)木曜日』
椢原佳子